VW Golf MK4 GTI |
以前から欲しいと思っていた、日常使いのクルマ。
星の数ほどあるクルマたちを漠然と見ているとキリがないので、条件として
・安い(これ重要)
・日常の使い勝手良好
・それでいて走りも楽しめそうなクルマ
…ということで選んだのがゴルフMK4 GTIです。
今回、はじめての輸入車&AT車。GTIならMTもあるので少々迷ったのですが、中古車は一期一会ですので今回はATにしてみることしました。
じつは買ったのは昨年のことで、既に半年ほど通勤など普段の足にしています。
とっても乗りやすくって結構速くて、人も荷物もそれなりに載せられるし、値段も加味すれば今これ以上の下駄グルマは無いのでは?と思えるほど。10年以上経っている車ですので相応にヤレた感じなのですが、ボディの剛性感や高速での安定感、手応えのきちんとあるハンドリングなど、国産コンパクトには無いものがあるように思います。
見た目的にも、この型は昔よく見かけて印象深かった“3”の正常進化版って感じがして気に入っています。
いわゆる“ホットハッチ”のルーツとされる"GTI"。
歴史的に見ると90年代後半からのVWは高級化路線まっしぐらの頃で、サイズは大きく重くなり、ボディの溶接だとか内装の仕上げだとかにこだわってぐんと品質が上がったと言われていますが、それと引き換えに?歴代モデルに比べて「マイルド」とか「牙の抜かれた」なーんて表現されているようです。
確かにフロントの大きく寝かせたキャスタや挙動の大きさ(ヘタってるだけかもw)など、ハンドル切ったらすっ飛ぶような俊敏タイプとは程遠い感じ。
でもその分?高速安定性や乗り心地はいいですし、ブレーキングで大げさにノーズを沈めたあと、重めのハンドルをゆっくり回して、ロールさせながらぐるりと回る感覚も、これはこれで楽しいです。
また150psとパワーだけをみると控えめなスペックですが、常用域でのサポート役に徹する過給は非常に扱いやすいです。うーん、やっぱりMTにしとけばよかったかな…(^^)
教科書は必需品 | さっそくピットイン |
さてさて定番のHaynesマニュアルも買ってさっそくピットイン。
最初にやったのはオイル交換でもブレーキパッドの交換でもなく、ジャッキパッドの取り付けです。
このクルマ、ボディ剛性感・カッチリ感はすごくいいのですが、サイドシルが絶望的に弱いです。
取説には国産と同じようにサイドシルのジャッキポイントに車載のジャッキ(「く」の字型の独特なタイプ)を掛けるように指示されているのですが、それをやろうとしたら嫌な予感…
すぐに作業をやめたのでまだ良かったものの、ちょっと変形させちゃいました。
調べて見るとAudi/VWの純正部品としてジャッキパッドなるものがあるとのことで早速購入&取り付け。もともと樹脂製のキャップで塞いである穴にパチンとはめられるようになっています(リンク先に動画あり)。
ふう、やっとこれで安心して作業できるってもんです。
ちなみに上記のマニュアルは買ってから気づいたのですが日本語版もあるみたいです。。。
フロントはここ | リヤはここ |
まずは中古車恒例の初期点検ってことで、オイル/プラグ/エアフィルタなどなどエンジンまわりやサスペンション/ブレーキなどなどを見学・点検→エンジンオイルやプラグは交換。パワステフルード補充。HID取り付けなどなどを行いました。
なんと、プラグホールはにはオイルがべったり溜まっていました…しかし、これは今漏れてるわけではないんです。
この状況を発見した際、清掃だけして一旦戻しておきました。しばらくしても溜まっていない。実はこのクルマ、ヘッドカバーガスケット交換の形跡があります。おそらく、その時しっかり清掃してないってことなのでは…。前オーナーは一貫してVWディーラーでメンテナンスしていたみたいなんですが。うーん。
コイルを外すと…液ガス再塗布の形跡あり | オイルべたべた(-_-) |
ま、こんなことでめげていては格安中古車ライフはやっていけませんので気を取り直していきます(^o^)
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