Takekida's log

千里の道も一歩から

ニュー・エリートの考え方

2018-09-15 21:44:16 | Training
ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち
クリエーター情報なし
大和書房


ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち ピョートル・フェリクス・グジバチ (著)

社会主義体制下のポーランドで生まれ、90年代に民主化による社会の激動を経験し、ドイツ、オランダ、アメリカを経て、現在は日本に在住。日本暮らしは17年以上もなり、職歴にはモルガン・スタンレーやGoogleといった企業がそんな個性的なキャリアの著者=ピョートルさんが書いた「働き方」の本です。この本の名前に記されている「ニューエリート」と対比するものとして「オールドエリート」が比較されています。いわゆる高学歴で大手企業/官公庁に入り出世コースに乗っているひとということになりますがもはやこういった層は段々と減っているだけでなく従来の資本主義が大きく変化し始めています。つまりは大企業や国家が支配している構造は終わりを迎えていてSNSや大資本から外れたところから社会を変える力が生まれつつあるということです。これからは0から1を生み出す、新しい価値、新しい仕組みを生み出す人こそ価値を持つ世界になっていきそうです。 そんな世界で活躍するのがこの本の定義する「ニューエリート」でありピョートルさんが定義しているもっとも需要なポイントは「持続的に成長している」ということ。その他、世界を変えるという大義名分だけでなく楽しみを感じながら仕事をしており、人間関係はオープン。消費活動もミニマリストであることが特徴とされています(個人差あるでしょうが)参考になるかどうかは人それぞれかもしれませんが個人的には参考になりました。
結局、何を変えることが出来たかで価値が決まるものだと思いますし、常に自分がどの程度、アウトプットができているのかというのを意識しなければいけないと感じています。

・与える価値、社会貢献の要素を常に意識する
・常に学び、自身をUpdateする
・人と会うときは相手の学びになることを意識する
・直感で判断し、行動する 間違っていたら修正すればよい
・会議・チームはまずアウトプットから逆算する
・会社の目標達成ではなく個人の自己実現ありきでチームを組み立てる
・T字型人材、π型人材を経て、H型人材へ。強い専門性があり、他の人と専門性を繋ぐ横棒を持ち、別の専門のコミュニティと繋がることでHになる
・コミュニケーション能力は結果で評価されるもの。相手が動いたかどうか
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