名古屋市科学館で行われていた特別展「ネコ」へ行ってきました。哺乳類の中でも珍しく肉食に特化して犬とは双璧をなしてきた一族。ただライオンなど含めると陸上哺乳類の中では最も強い部類です。大きくは40種程度の野生ネコと家ネコに分かれるわけですがそのしぐさや行動は限りなく似ていることが指摘されていて同じ種の中でも人間を襲うほどの存在から人間を癒す役割までこれだけキャラが違うというのは非常に大きな多様性のある種だと言えそう。 かわいい花にはトゲがあるではないですがネコはもともとハンターということもあってかわいさ以上のポテンシャルを秘めている存在なのかとは思います。
日本の野生ネコはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコの2種だそうでもともとは本州にもいたそうですが現在は駆逐されたようでほぼ日本にいるのは家ネコと言えそう。また猫の目はなぜ光るのか=網膜部に反射する素材:タペタム が存在して暗いところでも光をとらえやすくなっている効果などを体験できる場所もありました。 最後には家ネコの最新研究などが紹介されており、人を癒す効果、マタタビを猫が重宝する理由=虫よけ などの成果も紹介されています。身近ながら奥の深い猫の世界を楽しむことが出来ます。