Takekida's log

千里の道も一歩から

「恋愛物語展-どうして一人ではいられないの?」 at 日本科学未来館

2005-06-07 20:49:01 | Diary
結婚式で帰ったついでにお台場に行ってきました。 お台場はフジテレビとか観覧車が目立ちますが日本未来科学館という科学館もあります。 そこで行われていた恋愛物語展を中心に見てきました。

内容は
「恋愛という言葉を聞くと、誰もがなぜか反応します。
人間であると同時に、一つの生命システムに組み込まれた一つの個体であるわたしたち。その個体はさらに細かく見ていけば、さまざまな物質の集合体です。そんな人間にとって、他人を好きになり、パートナーを見つけ、生涯を送るということにどのような意味があるのでしょうか。
このような疑問から、わたしたちは「恋愛」というものを、あえて科学的な立場からとらえ直してみることにしました。すると、それが生命の神秘であると同時に、人間という生命にとってきわめて特徴的な行為であるということが見えてきました。
この展覧会を体験することで、一つの「生命」としての自分と、言葉を話し、感情を持つ「人間」としての自分を再発見することと思います。
そして今ここで、あるいは未来のどこかで、 あなたの隣にいる人への新たな視点が生まれるかもしれません。
ヒトが人になる前からの、地球に息づくパートナー探しの物語、恋愛物語展を楽しんでいただければ幸いです。」(HPから抜粋)

ということでなぜ人間がパートナーを見つけ子孫を残していくのかということを少しばかり科学的な視点から捉えています。
自分は詳しく知らなかったのが哺乳類特有の”ゲノムインプリンティング”というもの。簡単に言ってしまうと母親由来、父親由来の2対のゲノムがあって育つための役割の区別があり、2つがそろってはじめて成長していけるという仕組みです。 本来は一対で受け継げばいいはずの遺伝子をなぜ機能分化させて作用しないようにしているのか?この仕組みに対する説明はきちんとされておらず仮説が立てられている状況でその中の仮説に面白いものがありました。

 「雄は自分の子供を大きくするように、一方、雌は1回の出産の負担を減らし機会を増やすために子供を小さくするように進化上の圧力がかかる。つまり、父親性発現遺伝子は胎児の成長促進を、母親性発現遺伝子は、成長抑制に働くという仮説」です。
 生命は不思議ですね。生命が無ければ科学技術も無かったわけで…

日本未来科学館にはこれ以外にも常設展として最新の科学技術が紹介されています。 超伝導、ロボット(アシモもあり)、MEMS、燃料電池、地球環境、宇宙開発、素粒子物理(カミオガンデの模型もあり)、遺伝子技術、ナノテク など 内容もけっこう本格的で大人にも子供にもお勧めです。

ところで気になったのが館内で説明を受け持っているボランティアの人たち。 科学技術を分かりやすく通訳するという役目なので「インタープリター」という名で呼ばれています。
日本の大学院にもこの技術を専門に学ぶ学科が出来るとか。 本来は科学者全員が出来るべきことだと思います。 大学院の授業にもこういう科目があってもいいのではないかと…

*今日の練習*

朝 SWIM ガスティ 100*10 End1
          form  500     × 2set
          100*4    Speed
          form 100 
          50*4    Dash 
      往復 BIKE
夕   RUN 水道橋 11km? 4分/km程度 ロードペース走 片平から

*今日の英語*

"interpret"  解釈する、通訳する
 interpreter は通訳のこと、今この題名のニコールキッドマンの映画が上映されています。
翻訳家は translater. 通訳は翻訳家のことは相手にしないらしい。



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