プロジェクトX リーダーたちの言葉 今井 彰(著)
自身の大学時代、一世を風靡したプロジェクトX。情熱大陸と並んで好きな番組の一つでした。なんと放送は187回(+4特別編)にも到達していたというのを知りませんでしたが… 見ると元気になれる番組であったことを記憶しています。そのダイジェスト版?といったイメージでプロジェクトリーダたちの声を集めたのがこの本で見ていない回に関しても要約といった形で内容を確認できます。(ややTVベースで文章に落としているのでわかりにくいところあるかもしれませんが) 様々なタイプのリーダーがいますがここまで大きな仕事を成し遂げるのはたいていは一人の力ではなく組織もしくは協力してくれる人との連係プレーでであることがほとんどではあるので単なる上下関係だけではことは進まず大事なのは人望そして人心掌握術なのかと思います。それは勇気づけがうまいということなのかもしれません。信頼関係、この人の下であれば安心して働けるという感覚につながり、であるからこそ安心してメンバーが最高のPerformanceを発揮できるわけでそれは組織の目標達成につながるというところに良い循環として帰ってくるかと。
自らが率先する、自分に厳しい、他人を職位などで差別せずに接するなどその人の姿勢や器という数値では表すのが難しいポイントなわけですがこの本を読んで改めてその人が持っている土台のようなところにプロジェクト成功の可否の要素の一つが隠されているように思います。
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