9月からスタートした展覧会ですが兵馬俑がなぜあんなに大きいサイズで作られなければいけなかったのか?という点が個人的にも気にかかっており行ってきました。兵馬俑自体は春秋戦国時代 付近そして代名詞ともいわれる秦の始皇帝の作ったもの後の漢の時代にも作られていたようですがこの等身大サイズ(と言ってもやや大きいことを実感約175-190cmくらい)は始皇帝のものだけだったようです。なんと作られたのは2200年前とのことなので40年の歳月をかけたとのことですがこれだけの年月を経てまだまだ残っているというのは驚きです。今回、兵馬俑の原形のような小さい騎馬のものも展示されてましたが始皇帝の時のみこれが大きくなった理由として考えられるものは
もともと始皇帝が騎馬を主体とする西戎文化出身だったことで実寸大の馬の俑を作る延長戦で作ることに躊躇いがなかった、ギリシャの文化(マケドニア)が伝わった可能性、始皇帝そのものの意思などもあるようですが結局んところそもそも等身大で作ることは魂が乗り移ってしまうというようなタブー的に考えられていた形跡もあるようであくまで推論ということなのだそうです。 ともあれなかなか実際に見に行けることはなかなかなさそうなので貴重な機会でした。
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