山内ちえこ~愛と感謝をハグ♪

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わたし物語・同調ワークができるまで♪

2014-11-21 21:04:48 | わたし物語・同調ワークができるまで
皆さん、こんばんは!

一日遅れてすみません。。。

変調中の身は

少しづつ回復に向かっていますが

ゆっくりゆっくりの歩みです

皆さんもどうぞ、ご自愛くださいませ。

では、42回目のわたし物語です




*****


わたし物語「たましいをつなぐ・同調コミュニケーションワーク」ができるまで
< 第2章~体験したことを活かしてみるⅢ>


シドニー工科大での授業を終えた後

1日のお休みがあったのち

いよいよシュタイナービレッジへ!


ノードフロビンス音楽療法を学べる機会が

やっとやってきたうれしさと期待感で

胸がいっぱいというのは

こういうことを言うのね!と

妙なことに実感をもったりしつつ

バスの中を過ごしました


2時間弱して現地に着き

窓のから外を見ると

一人の男の子がブランコに乗って遊んでいました

10歳くらいの背の高い子でした

その時、あれ?授業中じゃないのかな?

たった一人で遊んでいて先生も誰もいません


日本の学校なら

すぐに先生が飛んでくるか

授業中に一人で遊んでいることを

許すなんて考えられなかった(その当時はですよ)ので

子どもの自主性に任せているのかしら

それとも

他の理由があるのか?

不思議に思いつつもバスから降りると

その男の子が私たちのところへ寄ってきました

メンバーの顔を一人づつ見て

行ったり来たり

私が降りて行ったときは砂場の方にいて

こちらには来ませんでした

話しかけようかなと

心の準備をしていたので

ちょっと残念・・まあでも

数日居るのだし、また会えた時話そう

気持ちを切り替え荷物を持ったその時

背中を「トントン」とつつかれました

?????誰?

振り返るとその男の子でした!

Hi!と声をかけると

何やら早口で、ペラペラ~っと。。。

う~ん、なんていったのかな?


返答に困った顔をしていたら

通訳さんが教えてくれました


どうやら、私を見て

女性グループで活動している

チェリーガール?
(チェリー何とかと言ってましたが
今、記憶があいまいです・・苦笑)

のメンバーによく似ている

と話したらしいです。

チェリーガール(らしきグループ)は

セクシーアクションが売り物で

歌はいまいちだけど
カッコいい系のグループだと

教えてもらいました

歌は下手でも
カッコいい系のお姉さんグループの一人に

見られたのならうれしいなあ~

少し気を良くして
男の子にありがとうを伝えると

チェリー!チェリー!と連呼して

教室の中へ入って行ってしまいました

そこで初めて
あ・・障がいが・・と気づきました


音楽療法コテージ(教室)の隣にいたんですから

当然と言えばそうですが

対応が上手だったので最初の会話では

気づかなかったのです

ここでの教育がこのような力を

つけるサポートになっているのかな

そうだったら、すごいなあ。。。

授業に益々の期待が膨らんだ瞬間です

そうこうしていると

教室から先生方が次々に出てきて

歓迎をしてくれました

数名の先生がいらっしゃった中

私たちのお世話をしてくださるのは

ナオミ先生という白人女性で

細身の柔らかな雰囲気の方でした

シドニー工科大の先生方は

威厳のあるタイプや

貫録のある方などいろいろでしたが

こちらの先生方はほとんどがスリムです

そして、シュタイナー関連のところだからか

ほとんどの方がナチュラルな感じ

教室も木でできていて

温かみのある空間でしたから

息がしやすいな~という印象でした

全員で教室に入った後

スケジュールを聞くと

初日の今日はビレッジ内の見学と

明日からの授業の説明とのこと

わあ!

ビレッジ内を案内してもらえる!

音楽療法だけでなく

シュタイナーの医学や教育

医学、農法、共同体についても興味があった私は

農場や障害がある人々が暮らすコテージや

小学校があるこのビレッジ全体が観れることに

大興奮しました

ガイダンスの途中から

身体の中から気持ちだけが外に抜けて

どっちが農場かな~

学校はどんなだろうか~

トリップしてしまったので

ガイダンスの内容を全く聞いていず

後でみんなに聞いて回りました。。

時が来て、見学へと促されて外へ出ると

さっきの男の子がナオミ先生と一緒に

歌をうたっていました

同行の教授から

彼は、個人セッションを受ける時間で

私たちを出迎えるというテーマを持って

待っていたと聞いて

一人でブランコで遊んでいたのでは

なかったことを知りました

教室の窓からナオミ先生が

コミュニケーションの発展として

「声をかける」「出迎える」をどうするか

彼を見守っていたのだそうです


なるほど・・そんなアプローチもあるんだ

〇〇とあいさつしましょうとか、

〇〇するんだよ、とか

やり方を教えるのじゃなく

歓迎される、という体験を

彼がセッションで実体験した後

彼がそれをほかの人にする、という課題を

この日に設定していたんだとか!

なんてステキなことを考え付くんだろう☆

益々授業が楽しみになった瞬間でした

そうこうしているうちに見学へ出発

最初は小学校のホール

鷲をモチーフにしたような

大きな鳥のシンボルマークが入り口にあり

インデアンや、アボリジニーを

イメージさせる色使いのマークに

目を奪われました

なんて力強いんだろう

日本ではお目にかからない

色使いやデザインに心を奪われつつ

進んで行くとホールの向こうに

広~い緑一面の場所が見えて

バイオダイナミックの実践農場です

目の前にそれがある!

そう思うと

心臓がどきどきしてきました

目の前に広がるあまりに広い面積に

圧倒されました

その空気の清々しさや

羽虫の音、イキイキした野菜の苗

全てのエネルギーが一体になって

私たちを包み込み歓迎してくれていました

畑は本当に広くて

緑一面の中にぽつん~ぽつん~としか

人が動いていません

誰かが、北海道の農場みたいね~と

つぶやいていました

向こうまで行ったら半日かかり

戻ってきたら夕方、みたいな距離ね

私はこの日まで

こんなに大きな農場を見たことがなかったので

とにかくとにかく、目をみはるばかりでした

野菜、食べてみたいな・・・

ぽろっと出た言葉に

ガイドさんが反応してくれて

農場の方に野菜を買えるか

尋ねてくださいました

すると、今日はもう売り切れたけれど

最終日に買えるよう

取り分けておくと約束してもらえました

この農場は、ここで暮らす人の為だけでなく

地域の人々も買いに来られるよう

門を開いているのだとか

朝早くから働くオーストラリアの人々は

(当時始業は朝7:45くらいと聞きました)

6:00ごろから買いに来たり

ここの野菜や果物はとてもおいしいので

あっという間に売り切れになると聞いて

益々期待に胸が膨らみ!

別の楽しみが一つ増えて

なんてツイているの!

気分は上々でした♪

ビレッジ内を2時間かけて回り

音楽療法の教室へ戻ってくると

出迎えてくれたあの男の子が

帰宅する所でお母さんが迎えに来ていました

こちらを見ていたので

気づいたクラスメイト達が

バイバイと手を振ると

フイッと別な方向を見てお母さんの影に隠れました

あぁ・・本当に人とのやり取りが

困難なところがあるのね

最初に出逢った対応は

とてもガンバッテいたことを

改めて思い知らされました

そして、彼の心に

「私たちを歓迎してくれてありがとう」と

メッセージを送りお別れしました

一見しただけではわからない

思い込みや常識、

過去の経験で得ているものを

全てキャンセルする

そんなメッセージを受け取ったような気分の

初日でした

翌日から始まった授業は

まさに・・・でした


それは何かは

また来月に

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