先週の金曜日(6月29日)にマンションの掲示板に『計画停電』の事がお知らせとして載せてありました。
節電するのが大事なのはもちろん当然なのですが、この春から
大飯原発を再稼働するのは電力不足解消の為じゃなく「関電の利益確保が目的です」と公言してはばからない関西電力は、より一層の政治的な圧力を進めてきたという訳ですね。
一日に2時間程度の「計画停電」にどうしてそう不満を訴えるのかと不審に思うかたもいるでしょうが、身内に透析患者が3人もいて体調不良や入退院で帰省が多かったことを考えれば近畿における透析患者の数や関西の透析施設では今後どんな対策を取ることになるのだろうか?
患者さんはどういうことに悩み不安を抱えているのだろうかと気になります。
早速、ツイッターで検索をしてみましたら人工透析患者数をつぶやいている方がいらっしゃいました。
あらら・・・。この方は風信子とは反対意見の方らしい。リツイートした後で、意見が違うとは思ったのですが、せっかく親切にも今夏に計画停電の可能性がある地域の人口透析患者数は約11万人のようです。と調べてくださったのですから図をお借りしておきます。
利益確保の為にかくも「計画停電のプロパガンダ」をおこなうのか 少しは様々な医療を受けている人々の迷惑を考えて見よ
というのが風信子の考えです。
さて大阪府HPで調べてみましたら、厚生労働省のなかに『計画停電中にも通電できてる病院一覧』というのがあると教示されており、関西電力管内の医療機関で実害がない病院名が分かりました
それによると総合病院や大学病院などは『計画停電を行わない』施設となるようです。
(他に関電のHPから高槻の町名から調べてみました。例として大学町とあれば大阪医科大が存在していますがココは『計画停電実施』区域となっているのでした。一部除外となっていないので調べるのに難儀しました。高槻市HPや医師会でも載っておらず、もっとHPに小まめに情報を上げるべきだと思いました。)
ところで、上記の病院は通常の透析施設とは違い、緊急時の場合か入院加療中の透析ベッド保持でありベッド数も限定されています。
ということは小規模の診療所が多くの透析患者さんを抱えていることになるのですが、そのほとんどが『計画停電実施』区域となっているという事ですね。
もっと問題なのは、たった2時間の『計画停電実施』が透析施設の混乱を招きかねない状況だということです。
看護師をしている近所の女性によると、彼女は泌尿器科の病院で透析担当なのですが院長先生に次のように言われたそうです。
「大変だろうけど、7月や8月に休暇を取るということは考えないでおいて欲しい。」
エッ! でも学校にいく子供さんがいたよね。夏休みまるまる休めないなんて可哀そう。それどころか看護婦の激務で一番身体がキツイ時に休暇をとれないなんて・・・。
(でも実際に、透析病院の院長さんがブログで書いていたけど、日曜日も病院を開けることになるかもと考えを巡らしていた・・・。)
さらに問題なのは、透析施設の院長先生達がブログで書いていたことです。
透析には大量の水がいるが、大阪府の水道が計画停電中だと断水になる可能性がある。ということは、「計画停電実施外」においても水道が使えないかも知れない。
「計画停電実施」に備えて自家発電を院内に持っていても「仮に自家発電装置があったとしても、浄水機器・透析液作成機器・透析監視装置を同時に動かすことは不可能です。つまりは停電している時間は治療不可能です。」
ということ。つまりは停電中は透析機器を廻せない。診療できないということ。(自家発電あるから解決とはならないのか・・・。)
一つのベットを毎日、朝・昼・夜と2~3人の患者さんで使い廻しているので、停電によりあぶれる透析患者がでるかもということ。
ゆえに透析時間を減らして(例:3時間と短縮する)多くの患者さんに人工透析を出来るように配慮することになる。
すると、それが原因で健康状態が悪化していくことになる可能性があるということ。(透析不足により、心不全などが起こり得る。)
尿が出ないから老廃物が身体に溜まっていく透析患者。毒素という老廃物を一日置きに死ぬまで血液から抜いていかないと弱って死んでいくしかない腎臓病患者が透析という治療法によって命を永らえています。昔は機器の機能が悪くて透析してても長くて5~6年の命でしたのに最近は10年~20年は軽く命永らえます。
風信子は、母方の祖父を癌でなくしたときに終末期を病院でみてきました。
尿が出なくなると浮腫みがでて、全身の骨までが痛む。息苦しい。そして一週間もそれが続くと・・・。
きっと、『計画停電実施』は不十分な透析を続けることによって透析患者の寿命を人為的に短縮してしまうことでしょう。
電力事業者の責任は重大なのです。詭弁を弄して人々を不安に陥れることは止めよ
参考資料
「計画停電のプロパガンダ」原発再開を肯定づける電力会社の政治的圧に透析クリニックは対処せよ!
「計画停電について」
「計画停電に関するお知らせ」について
「看護部の日々」
「計画停電回避を」透析患者団体が関電に要望
通電医療機関一覧(関西電力管内)
「申し訳ございませんが計画停電によりご迷惑をおかけ致します。」
「万が一の計画停電に備えての注意事項について」:大阪府HP
他の風信子のツイッターまとめ。(ツイログ)http://twilog.org/hyacinth_haru
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節電するのが大事なのはもちろん当然なのですが、この春から
大飯原発を再稼働するのは電力不足解消の為じゃなく「関電の利益確保が目的です」と公言してはばからない関西電力は、より一層の政治的な圧力を進めてきたという訳ですね。
一日に2時間程度の「計画停電」にどうしてそう不満を訴えるのかと不審に思うかたもいるでしょうが、身内に透析患者が3人もいて体調不良や入退院で帰省が多かったことを考えれば近畿における透析患者の数や関西の透析施設では今後どんな対策を取ることになるのだろうか?
患者さんはどういうことに悩み不安を抱えているのだろうかと気になります。
早速、ツイッターで検索をしてみましたら人工透析患者数をつぶやいている方がいらっしゃいました。
あらら・・・。この方は風信子とは反対意見の方らしい。リツイートした後で、意見が違うとは思ったのですが、せっかく親切にも今夏に計画停電の可能性がある地域の人口透析患者数は約11万人のようです。と調べてくださったのですから図をお借りしておきます。
利益確保の為にかくも「計画停電のプロパガンダ」をおこなうのか 少しは様々な医療を受けている人々の迷惑を考えて見よ
というのが風信子の考えです。
さて大阪府HPで調べてみましたら、厚生労働省のなかに『計画停電中にも通電できてる病院一覧』というのがあると教示されており、関西電力管内の医療機関で実害がない病院名が分かりました
それによると総合病院や大学病院などは『計画停電を行わない』施設となるようです。
(他に関電のHPから高槻の町名から調べてみました。例として大学町とあれば大阪医科大が存在していますがココは『計画停電実施』区域となっているのでした。一部除外となっていないので調べるのに難儀しました。高槻市HPや医師会でも載っておらず、もっとHPに小まめに情報を上げるべきだと思いました。)
ところで、上記の病院は通常の透析施設とは違い、緊急時の場合か入院加療中の透析ベッド保持でありベッド数も限定されています。
ということは小規模の診療所が多くの透析患者さんを抱えていることになるのですが、そのほとんどが『計画停電実施』区域となっているという事ですね。
もっと問題なのは、たった2時間の『計画停電実施』が透析施設の混乱を招きかねない状況だということです。
看護師をしている近所の女性によると、彼女は泌尿器科の病院で透析担当なのですが院長先生に次のように言われたそうです。
「大変だろうけど、7月や8月に休暇を取るということは考えないでおいて欲しい。」
エッ! でも学校にいく子供さんがいたよね。夏休みまるまる休めないなんて可哀そう。それどころか看護婦の激務で一番身体がキツイ時に休暇をとれないなんて・・・。
(でも実際に、透析病院の院長さんがブログで書いていたけど、日曜日も病院を開けることになるかもと考えを巡らしていた・・・。)
さらに問題なのは、透析施設の院長先生達がブログで書いていたことです。
透析には大量の水がいるが、大阪府の水道が計画停電中だと断水になる可能性がある。ということは、「計画停電実施外」においても水道が使えないかも知れない。
「計画停電実施」に備えて自家発電を院内に持っていても「仮に自家発電装置があったとしても、浄水機器・透析液作成機器・透析監視装置を同時に動かすことは不可能です。つまりは停電している時間は治療不可能です。」
ということ。つまりは停電中は透析機器を廻せない。診療できないということ。(自家発電あるから解決とはならないのか・・・。)
一つのベットを毎日、朝・昼・夜と2~3人の患者さんで使い廻しているので、停電によりあぶれる透析患者がでるかもということ。
ゆえに透析時間を減らして(例:3時間と短縮する)多くの患者さんに人工透析を出来るように配慮することになる。
すると、それが原因で健康状態が悪化していくことになる可能性があるということ。(透析不足により、心不全などが起こり得る。)
尿が出ないから老廃物が身体に溜まっていく透析患者。毒素という老廃物を一日置きに死ぬまで血液から抜いていかないと弱って死んでいくしかない腎臓病患者が透析という治療法によって命を永らえています。昔は機器の機能が悪くて透析してても長くて5~6年の命でしたのに最近は10年~20年は軽く命永らえます。
風信子は、母方の祖父を癌でなくしたときに終末期を病院でみてきました。
尿が出なくなると浮腫みがでて、全身の骨までが痛む。息苦しい。そして一週間もそれが続くと・・・。
きっと、『計画停電実施』は不十分な透析を続けることによって透析患者の寿命を人為的に短縮してしまうことでしょう。
電力事業者の責任は重大なのです。詭弁を弄して人々を不安に陥れることは止めよ
参考資料
「計画停電のプロパガンダ」原発再開を肯定づける電力会社の政治的圧に透析クリニックは対処せよ!
「計画停電について」
「計画停電に関するお知らせ」について
「看護部の日々」
「計画停電回避を」透析患者団体が関電に要望
通電医療機関一覧(関西電力管内)
「申し訳ございませんが計画停電によりご迷惑をおかけ致します。」
「万が一の計画停電に備えての注意事項について」:大阪府HP
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