母が認知症気味のため、自身が母の預金通帳やキャッシュカード等を管理していますが、今回、移住先の群馬県でメガバンクでない地方金融機関の必要性を強く実感しました。
1.コンビニのATM
メガバンクは各コンビニと提携し、コンビニ設置のATMで出金や振込ができ、メガバンク預金者にも便利ではあります。
2.ただ、通帳記帳ができない
ただ、コンビニのATMでは通帳記帳ができません。(残高は取引帳票で分かります。)
移住先の群馬県沼田市から車で30分程の渋川市にメガバンク直系のATMがあるということで行きましたが何とこちらでも通帳記帳はできませんでした。
直系のATMであればフルサービスを提供して欲しいものです。結局、前橋支店まで行く羽目に。
3.地方金融機関の必要性
入出金の照会等はネット上でも分かるようになったため、通帳利用度等からコンビニATM等では機能を省いているのでしょう。
ただ、ネットが不得意な高齢者等を考えると効率性や採算性に偏り過ぎていると思います。
その意味で高齢の預金者を多く持つ地方金融機関は地元に多くの支店を構え、今後も存在意義が大きいと実感。
メガバンクの台頭でこれまで地方金融機関の将来性や存在意義に疑問を持っていましたが、すみ分けし、地方の事情に応じたサービスを提供する地方金融機関(地銀、信用金庫等)はこれからもニーズ大だと実感しました。
実際、地方に住んでみないと分からない事実です。