本日は、自身が35年以上に渡り、2社の企業で仕事をしてきた中、日々の職場で意識、実践して上手くいった・効果があった処世術につきまして、7つご紹介いたします。
今と昔とでは仕事の進め方や職場内での交流の仕方も異なるかもしれませんが、仕事のベースは同じと存じます。自身の経験上、ご紹介する事例は仕事をスムーズに運ぶ有効な方法だと思いますので、よろしければお試しください。特に若いビジネスマンの方のお役にたてましたら幸いです。
サラリーマン処世術7つ
①社内相談はフェイスツーフェイス(Faice to Faice)
一斉連絡以外は相手の席まで赴き、面前で話しましょう。「ザイオンス効果」という心理効果があります。相手に何度も繰り返し接触することにより、だんだん好感度や評価等が高まっていくという効果です。
3回以上で効果が出始め、10回迄効果が増していく心理現象です。メールや内線では得られない効果で自身も実感がありますので、実践の価値はあろうかと思います。
②心配事の9割以上は実現しない
本人の性格にもよりますが、サラリーマンを長くやっていると心配性になりがちです。ただ、経験上ほとんどの心配事は現実には起きません。取り越し苦労が多いです。また、その心配により未然にリスクを回避している場合も多いので、前向きに考えましょう。
③ヘッジメールを打たない
「このメール、自分には関係ないのでは?」と思うメールが沢山来ませんか?消去や整理するのにも時間がかかりますし、双方にとってメリットは少ないと思料します。嫌だなと思うことは自身も控えましょう。
④書類は積極的に捨てる
長年仕事をしていると書類が溜ります。「この資料は後で見るかもしれないので残しておこう」と引出しにしまい込むものです。ただ、意外にその書類を見ることはほとんどなく、その書類がなくても大抵の事は進みます。積極的に捨てましょう!机も気持ちもスッキリします。
⑤ファイルや資料を整理整頓して勤務時間を短縮
会社員は年間150時間を資料探しに費やしているという統計があります。(1日当り30分前後)時間がもったいなので、この点からも資料は捨てる、ファイルは整理することを心がけましょう。
⑥各業務分野での社内仲間を作る
各本部等に仲のよい仲間を作りましょう。「こんなこと聞いたら恥ずかしい」と思いがちですが、そのせいで仕事がスムーズに進まないことも多いです。そんな時に聞き易い仲間がいると仕事が捗ります。その代り、相手から頼ってきた場合は惜しげもなく協力しましょう。
⑦飲みにケーションを情報収集、ヒント取得の機会として活用
飲みにケーションはメリットが多いです。飲みに行くと話が弾み、本音も出て職場では話せない話題も出てきます。知らない話も多く、またそういう場では分からないことも聞き易く、相手も話してくれますので、情報収集やヒントを得るよい機会です。
会社・職場生活は毎日+1日8時間以上繰り返されます。ご紹介しました全部でなくても、一つでも日々意識して行動されれば、経験上、半年後には効果が出てくると思います。よろしければ、お試しください。最後に一つだけ、仕事を一人で抱えむのは禁物です。
自身、スーパーのアルバイトでお客さんから質問される機会が増えてきました。少しでも嬉しいです。