本日はスキー場で転倒してしまった時や新雪滑走中に板が外れてしまった時の対応につきまして、ご紹介させていただきます。
前者はよくありますが、後者は板が直ぐに見つからないとかなり焦ります。自身の体験に基づいた対応となります。少しでもお役に立てましたら幸いです。
1.転倒してしまった時の対応
転倒した時に両方のスキー板が外れてしまえば返ってよいですが、外れていない場合は立ち上がるのに苦労する時があります。
【でんぐり返し】
板が外れていない場合はでんぐり返ししてでもよいので、脚が斜面に対し下の位置になる姿勢をとり、板を斜面に対し横向きになるようにしましょう。斜面を踏ん張って容易に立つことができます。
ポイントは「でんぐり返し」です。脚(板のソール側)を空の方に向けてでもよいので上記の態勢になるよう回ってみて下さい。
なお、長い板が邪魔になり「でんぐり返し」が難しい場合は、ビンディングから板を外せば動きがとり易くなります。
【マナー】
板が外れた時はコースの端に移動して付け直し、また他のスキーヤーの方に板を持ってきていただいた時は感謝の意を伝えましょう。
2.新雪滑走時に板が外れてしまった時の対応
この状況はかなり焦ります。外れた板が新雪の中でどこか遠くに流れてしまった可能性があるためです。
【衝突防止】
直ぐに板が見つかればよいですが、見つからない場合は先ず、片方残っている板があれば雪上に立てて、上から滑ってくるスキーヤーと激突しないようにしましょう。
【深いところ】
自身、新雪での板外れは一度ありますが、その時は板は近くにありました。そして板は意外と深いところに埋まっていました。深く掘って探すことがポイントです。
先ずは板が外れた近くを探しますが、それでも見つからない場合は、転んだ位置に何かしら印(板を立てる等)をして、滑ってきた延長線の方向を探すことになろうかと思料します。
【深呼吸】
最悪は動き回って転んだ位置が分からなくなってしまうことです。深呼吸等をして冷静になることも大切です。
自身、新雪での板外れは一度しかないので、ご期待に沿えていないかもしれませんが、それ少しでもお役にたてましたら幸いです。
自身のスキー関連失敗談、事件?の掲載記事はこちらです。長年スキーをしていますと色々あります。