本日はスキー板トップ・テールの「ダリング」の必要性につきまして、ご紹介させていただきます。「ダリング」は、スキー板のトップとテールのエッジを意図的にサンドペーパー等で削り落としエッジが引っかからないようにする加工です。
自身がスキーを始めた30年程前は「ダリング」は必要とされていました。自身は新しい板を買った時は今もこのメンテナンスを行っておりますが、近年は不要との見解も多いです。
そこで、今回、スキーショップ5店にリサーチしましたので、その結果をご紹介いたします。
「ダリング」の必要性についてスキーショップ5店にリサーチした結果
A店 : 不要。昔のスキー板は長かったため、不要なエッジ部分を削っていたが、今の板は短く全てのエッジを有効活用して滑る形に変化しているため、最近はダリングをしなくなっている。
B店 : 不要。最近のスキー板はロッカータイプも多いため、引っ掛かりが少なく最近ではダリングはしない。
C店 : 不要。最近のスキー板はエッジの研磨技術が進化し、以前のような引っ掛かりが起き難くなっているため基本的には不要。ただ、気になるのであればやってもよい。
D店 : どちらとも言えない。スキー板の接地しない部分はダリングをしている人もいる。人それぞれ。
E店 : どちらとも言えない。スキー板のトップ部分にカバーが付いていれば不要だが、付いていない板は流れた場合等での危険防止のためやった方がよい。
各ショップにリサーチしてみると、「ダリング」は不要との回答が多いですが、理由は分かれました。総合的には、A店の回答が説明の具体性、時間、口調(自信)から最も説得力が高く感じました。
個人的にはC店の回答を参考に今まで通り「ダリング」を行いたいと思います。各ショップの担当の方、ご協力ありがとうございました。
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お恥ずかしながら、これまで、ダリングをやったことありませんでしたので、勉強になりました。
少しでも、怪我や危険を防止するためには、やったほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、滑りも変わるものなんでしょうか・・・