今回紹介するアルバムはモーツァルト作曲交響曲第33番編ロ長調K319、第39番変ホ長調K543、歌劇”フィガロの結婚
”序曲K492です。演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーンフィル・ハーモニー管弦楽団です。
録音は33番が1946年で39番が1950年です。
交響曲第33番は先に紹介した交響曲31番”パリ”と同時期の作曲で交響曲39番は晩年の1788年に40番、41番”ジュピター”
と3大交響曲を立て続けに書き上げたうちの1つの作品で9年間の変化を感じられる組み合わせになっています。
この39番はモーツァルトの”白鳥の歌”と呼ばれるそうです。40番ト短調はシャンソンやイージーリスニング曲として
かなり認知されています。また41番は”ジュピター”とタイトルが付いて最後の交響曲として演奏される機会も多いようですが
この39番も同時期に作曲されているので全く引けを取らない名曲に仕上がっていると思います。
このアルバムは若きカラヤンがウィーンフィル・ハーモニー管弦楽団を指揮した演奏で貴重な録音です。イメージ的には
重たいベートーベンやブラームスが似合いそうですがモーツァルトの作品もたくさん録音しているようです。
3大名コンビの演奏が楽しめる貴重な1枚です。