今回紹介するアルバムは新世界交響曲で有名なドボルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104です。
演奏はチェロ:ピエール・フルニエ、ジョージ・セル指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団です。
彼の代表曲でもあるこのチェロ協奏曲は聴けば聞くほど好きになる曲で1981年滋賀県八日市市に勤務していた時代に
無性に聞きたくて購入していたようです。ジャケットにメモが残っていますがダイイチというレコードショップで購入しています。
この曲も交響曲”新世界”や弦楽四重奏曲”アメリカ”と同じくアメリカに滞在中に作曲されています。
アメリカにいながらより故郷のボヘミアへの思いがつのりこの一連の素晴らしい名曲群の完成につながったのでしょう。
ジャケットの解説にはチェコスロバキアという国の名前が記載されていますが今は分離してチェコとスロバキアに分かれて
しまったのが歴史を感じさせます。解説はクラシック番組の明解説者だった渡邊學而氏の名前があります。
録音されたのは1962年です。