今回紹介するアルバムはブラームス作曲ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77/ブルッフ作曲ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26です。
ヴァイオリンがアルテュール・グリュミオー、ブラームスの指揮がエドゥアルド・ファン・ベイヌム、ブルッフの指揮がベルナルト・ハイティンク
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団です。
1958年にアムステルダムにて録音されています。レコードは1974年の発売です。
ブラームスの場合は良くベートーベンの作品を意識して作られているようですがこのバイオリン協奏曲も同じニ長調の作品で
曲調も似た感じに聞こえてしまいます。いかにもブラームスの作品というイメージの曲ですね。
B面のブルッフのヴァイオリン協奏曲は人気のある協奏曲です。冒頭からヴァイオリンが大活躍する協奏曲で印象に残る
出だしで始まります。ブラームスの作品はヴァイオリンよりもオーケストラにどうしても重点が置かれて作曲されている
ように聞こえますがこのブルッフの協奏曲はヴァイオリンがちゃんと真ん中で聞こえてくる曲です。