ヘルマンリクガメ飼育日記第Ⅱ弾

ヘルマンリクガメの繁殖を目指して…

ヘルマン5号雌の冬眠明け。でも・・・・・。

2012年04月10日 | ヘルマンリクガメ
ヘルマン5号雌は冬眠に入るのが遅くて、冬眠から目覚めるのも一番早かった子です。

3月中旬にはもう地表に出てきていました。





でも今年は気温がなかなか上がらなかったため、ほとんど動かずじ~としていました。

エサも全然食べないため冬眠から目覚めさせるため温浴をさせました。3月17日のことです。




最初は手足を引っ込めてじ~としていましたがしばらくすると手足を伸ばし完全に冬眠から目覚めたようです。



身体測定をしてから暖かいケージに入れてあげました。

スポットライトの下でしばらく温めて、体温が上がってからのそのそとケージの隅に動いていきました。



水分補給のため、サニーレタスをあげてみると一口、二口、口にしてました。一安心です。






でもでもでも・・・・・・・。

エサを口にしたのは温浴をさせた日、1日だけでした。

数日間、様子をみていましたが動きが鈍く、エサをまったく口にしないため不安になり身体を観察してみると口の中がただれていてこれではエサを食べるどころではありません。

口の中には床材が詰まっていたため、詰まっていた床材を取り除き、漱いでみましたがすでに手当を施すには遅すぎたようでした。

それからしばらくしてヘルマン5号は★になってしまいました。


リクガメを冬眠させるにはいくつかのリスクがあります。

いちばん多いのは冬眠中に身体の抵抗力が下がり細菌に侵されてしまうことです。

ヘルマン5号雌は口内を細菌にやられたようです。

我が家のヘルマンたちはたぶん初めての冬眠のはずです。

飼い主もリクガメの完全冬眠は初めての試みです。

冬眠に入る前の様子を十分に観察して体調の悪いリクガメは冬眠を断念すべきだというのが今回から得た教訓です。

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