笛吹ピリオド楽器・音楽ライヴ・オーディオの自分新聞 

神戸市在中 カラヤン、チェリビダッケ、ニコレ、ツェラー、アーノンクール、黄金時代のクラシック音楽ライヴ記事+鉄道マニア!

第25回日本・木管コンクール フルート部門 兵庫県の田舎。。加東市東条コスミックホール 

2014-10-25 04:17:00 | クラシック音楽

第25回日本木管コンクール の3次予選、本選を聴きにいきました!

加東フィル(アマチュア)や関西フィル(プロ)が演奏会で使う 兵庫県のかなり田舎。。山田錦の米産地である東条文化会館コスミックホールという コスモスが近くで沢山咲いている 

なかなか 立派な コンクールのタイトル!

そして、秋晴れが続いた絶好のコンクール日和でした!実は 翌日 大雨!!!

少しだけ、個人協賛させてもらいました! 

どんなコンクールだったか。。。。素人は ノーコメントですね。プロの世界を知っている方しか述べてはなりません!

フルートコンクールのトップ常連のフルーティストの東京藝術大の学生さんばかりでしたね。。凄いテクニックは勿論、ベーム式フルートの特性を活かした表現力、すべてで圧巻でした。東条コスミックって非常に良く響くホールでした。。演奏中、座席の照明がついたままでの演奏って、ステージではどう見えているのだろうか・・・コンサートでは照明を暗くしてステージにフォーカスしますがコンクールでは明るさの中で演奏するんです。
http://www.k-bunka.jp/us…/cosmic/entry/201410-no-1-1230.html

 

個人的には もう少し、賞金額を5倍くらい 多くしてあげたかった感があります。それは 大学生さんといえとも U-20日本代表 と同じ以上のフルート選手とも言えるプロなんですからね。。。私でも ある医学学会で受賞した学術奨励賞では30万円が副賞、ある財団での研究奨励賞では100万円が副賞でした。それ以外に 学会優秀ポスター賞では、5万円、10万円、15万円。。。。特許奨励賞ではつい5月に80万円の副賞をもらいました。。。日本のトップ・ソリストになる登竜門なら あと 5倍の副賞賞金学を手渡してほしかったなーーー

 

 

何時、、フルートの音色に感動を受けたか?!

小学校時代 U-12( 浦和上木崎サッカースポーツ少年団 )でサッカーを始めながら、レコードに興味があったのです。1973年のカラヤン来日、そこでの ジェームズ・ゴールウェイ氏の浮き上がる、輝いた音色に聴き惚れたことを覚えています!あのドボルザーク 交響曲第8番「イギリス」 第3楽章でのフルートパッセージ、そして第4楽章の「コガネムシ」の旋律。。。最高でした! ドビュッシー 交響詩「海」のフランス音楽でのフルート旋律、、その当時としては珍しく、大ブラヴォーーーで東京文化会館の会場は興奮の嵐、スタンディングオベーションの嵐でしたね。。。興奮して小学生であっても高血圧で倒れそうになったくらいです!本当。。。。

 

 続いて ブラームス交響曲第3番 第1楽章や第4楽章ではフルートがホール全体に響き渡る音色。。。本当に格別でしたね。。。第4楽章では最後、静かに終わる楽章ですが、もう いてもたまらず 待ちきれず 拍手をされる聴衆がおられるくら、、、大大大 ブラヴォーーーーでした。これ、、「生」でゴールウェイのオケ演奏を聴いた者した感じ取れません。今、この1973年来日の演奏を凌ぐような名演を私は一度も聴いたことがありません! しっかり、FMステレオ録音テープ(オープンリール)があるので、思い出しては鑑賞しています。 引き続き、来日した1975年のベーム来日も、こちらはラジオ放送はかかさず聴きましたね。

 

   さて、想い出はそこまで

本論 フルートコンクール。。。。。。本選会!!!

最終の本選会に残られた学生さんは、きっと、超名門オーケストラで 美しいフルートの旋律を奏でてくれるんだろうと思いながら本選を聴きました。 ところで、男性陣はどうなっている?! スーパースターがきっと出てくるはずですよ。

5日間というコンクール日程は長いです。

過酷な、熾烈な コンクール! 若い大学生さんのパワーが全快した素晴らしい本選会でした。その前、保科先生の作品のソロは、最高でしたね。。。二度と あのようなソロを生で聴くことができない、、そういう演奏を聴いてしまったというのが本音です。ブラボーーーーと頭で口でモゴモゴ、、何回も言い続けました! 日本ナンバーワンの演奏ですから。。  サッカーで言うと U-20 日本代表、オリンピック選手以上となるフルーティストですから、当然、プロフェッショナルです。

http://www.hoshina-music.com/news/reve_publish

保科先生のファンタジア「四季」も懐かしき旋律が数々でてくる心安らぐ合唱曲作品です。。楽譜を、無料PDFダウンロードしてくださっています! 

http://www.hoshina-music.com/news/fantasia_pub

https://www.youtube.com/watch?v=MooHsqRqZxw

 

これな何だろうか・・・・・1988年 大阪の三宅楽器の開店20周年リサイタルというのが三宅楽器のオバチャンが主催され、その時に演奏されたフルーティスト先生方が 今回の木管コンクールでの審査員におられました! フルートオケには数名の先輩が出演していたので、懐かしく このパンフレットを見ています! あっっっっっっっ 先輩からもらった録音テープが出てきました! 

 

 

これは 金昌国先生が演奏された1981年のFMスタジオ LIVE放送。。ターフェルムジークはすばらしい音色でした。いつもオープンリーrテプで聞かせてもらっている演奏の1つです。アナウンスは 後藤美代子さん! 

 

 

コスミックホールに到着する前、中学校近くに こんな看板がでていましたよ! 

 

その加東って どんなところ!  こ~んなーー のんびーり したところです。東播の山々が美しいなーー

ここで 山田錦の米を生産しているんだろうなーーー

本選会後の夕焼けも最高! 翌日は 大雨 でした!

 

 <番外編> 

これは誰のサインかな?!

 そうです! 

アラン・マリオンさんから もらったんです! 1982年でしたね。凄いテクニック・・・パガニーニのカプリス19番?!だったか。。。圧倒されました。

これ。。。お勉強で、参加しましたね!フルート専攻科の先輩に付いていきました。そのとき、レクチャー会場で配布された譜面は今でも持っています。恋の鶯だったかな?!吉田雅夫先生 じきじき ルイ・ロットで吹かれたんです。三宅楽器のオバチャン 本当に感謝しています!

座右の銘 として、何か疑問点が出たときには まず この本を読むようにしています!

 

 

 そして 個人レッスンを1980年頃に受けた阿賀田先生の演奏! 何か不調だったとき、悩んでいるとき、、必ず 振り返る時間軸はここです! 現物現場を見て聴くのです。

さ。今、使っているフルート。。。自分で選んだ、、というのではなく やはり 先輩フルーティストが吹いてくれて これがいい!というロットの楽器を使っています。

普通のYAHAMA セミハンドメードのです。フルートの先輩が使っていたムラマツ9Kハンドメイド(非常に重い)や Silver 945 など吹かせてもらったことがあります。どの製造メーカーの楽器が吹きやすかったか。。。高校時代にお金持ちの友達が持っていた Gemeinhardt  型番は全く覚えていませんが、スゴーーく 澄み切った、どの音も アンブシュア を意識せずに 裏返りもなく、吹き込めるものでした。直感、やや管が太かったように記憶しています。その後、金銭的な都合もあったことから、

結果とて 銀製925よりも 白銅(銀メッキ)の 351Sモデルの方が良く鳴るんです。。。タンポの具合も25%程影響しているかもしれませんが、マルセイ・モイーズ氏も 、銀よりも白銅製が良いと、、、そう書いていたような気がします。

 

頭部管だけは いろいろ 集めて3種類。。 Sterling Silver 925 (YAMAHA製)に 電子が通るように?!24K金メッキ保護して愛用しています。

電気的には24Kメッキすると オーディオでも通電特性が良くなるのですが、「笛」での裏付けってあるんでしょうか?一般的には 管が重い、厚みがある方が良い、、、論理的には筋が通ります。。。

 

さて、練習だ。。。

CPEバッハ、JSバッハ、モーツァルトの時代は トラヴェルソが用いられていました。ロッテンブルグ、グレンザーなどいろんな継ぎ式や材質がありますが、その時代背景、歴史観を知った上で ベーム式フルートも吹いてきました。例えば JSバッハ作品でも無伴奏フルートソナタで唯一高い音程「A」が出てきます。しかし、以後のバッハ譜面では「A」が出てきていないはずです!モーツァルトの交響曲でも一番低い「C」は初期交響曲では存在しません!トラヴェルソの「D」までです。

そうした作曲家の作品の意図、周辺環境、時代背景、フルートなる楽器の歴史観を知りながら吹いているこの頃です! 

 これは 市販のトラヴェルソ。。アウロスですね。STANESBYジュニアのコピーです樹脂製です。良く出来ていますよ・・ 凄ーーく、暖かみがあり、まろやかで、本当に楽器を 吹いている感触が最高です。そこは ベーム式フルートとは、歴史観も機構も違います。

トラヴェルソは 自分の指が 「キー」で「タンポ」ですから、自分自身が楽器の一部のようなもんです。ガザガザな指先では、、、しっかり、穴を押さえてふさぐことができません! 体調管理も 楽器メンテと同じですね。

 

 

 

以上

 


♪佐藤眞・大木惇夫♪カンタータ「土の歌」大地讃頌 (小澤征爾→岩城宏之→佐渡裕)

2014-10-15 19:44:05 | クラシック音楽

譜面の歴史を知って演奏を聴く!

佐藤眞(作曲)・大木惇夫(作詞) カンタータ「土の歌」 

 

当初 「大地讃頌」という7楽章のタイトルを曲名にされていたそうです。 


1962年日本ビクター委嘱時の譜面で、1969年杉並公会堂でのレコーディングが初版です。LPレコードとしてSIX-1127が市販されています(した)。 岩城宏之 指揮 NHK 交響楽団 東京混声合唱団 です。 当初は、小澤征爾さんがNHK交響楽団を指揮してレコーディングするはずだったのですが、N響とのトラブルで実現されませんでした

 

 

レコードに、その経緯が しっかり 書かれています。

 

私が中学のとき、そして高校の合唱コンクールの時も、この版で歌ったことを覚えていますし、音楽の教室で録音をしましたね。最後の「母なる大地をあーー、、、たたえよ大地を。。。。。あーーーーー」 の「あーーーー」は、♪音  → 最後の最後 息切れながら声が出ません!最後バテバテ。。。上記 NHK交響楽団の演奏では その「あーーー」を なななななんとーー 2回 「あーーーーーー。。。。。あーーーーーーーーー」で演奏されています。 それにしても、混声四部は中学生にとっては難しかったです。

参考音源があるようです。  

https://www.youtube.com/watch?v=kmvxrIdIgR4

http://dai.ly/x16abbi

 

テノールの音域と発声特性を考えると、初版譜面の方がマッチしていると私見ながら感じるところです。合唱だけではなく、オケでのペットやフルートなどの木管の旋律も 初版の調の方が良い響きです。

 

1982年改訂新版の楽譜が発刊され これは CD市販(VZCC-12) で流通していますね。演奏も初版と同じ組み合わせですが、オケが 東京交響楽団です。

https://www.youtube.com/watch?v=KZjJQ2rE6uQ

 

2000年に改訂版が出版されていますが、その後、2009年改訂版と命名され刊行に至っています。

 

近年では佐渡裕さんがシエナ・ウィンド・アンサンブル吹奏楽伴奏で演奏したCDを聴きました。

 

先日 PMFオケの大阪公演があったので、演奏終了後、大阪から名古屋への移動バスに乗り込まれる慌ただしいところ、この「大地讃頌の思い」を汗ダクの佐渡さんに一方的に語り伝えながら、サインをもらいました。大切にしたい演奏です♪


団塊世代のGOOブログの佐渡さんのサインと比較すると ちょっと アレンジが違いますね!?どちからはオケ版、、どちらかは吹奏楽版とか?!

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/b36478c704e978c8b19dfcccad24551b


 

 

 

 

また 佐藤眞さん じきじきに指揮された新潟?!での自作自演も圧巻でした。

 

Wikにも 作品の経緯が書いていますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E3%81%AE%E6%AD%8C

 

NHK-BSで最近、2014-3-3 NHKスタジオ収録での演奏映像が放映されました。恐らく2009年改訂版だろうと思います。

混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」

(作詞:大木惇夫、作曲:佐藤眞)▽【出演】東京混声合唱団/斎木ユリ(ピアノ)
/山下一史(指揮)/東京フィルハーモニー交響楽団 ▽【収録】2014年3月3日/NHKスタジオ

 

小澤征爾さんが指揮される予定だった 「土の歌」 は、どのような演奏になっていたのかと考えると、なおさら 小澤さん指揮の演奏を聴きたくなってしまいます。 

 

 

他に youtube とかで音源アップされているライブです!

https://www.youtube.com/watch?v=mhbbXsDBAHQ

 

 

何事も、音楽も、自然科学も、、、歴史、現物、プロセスを知った上で 演奏なり、鑑賞する必要性を考えさせられるもんです。 コピペ、コモディティー化している昨今、振り返るべきものが この「土の歌」にもあると思うところ!

 

 

 

 

 

 


●戻るべき原点の1つ● パブロ・カザルス & 朝比奈隆 氏  レーザーディスク(LD)から得られるモノ

2014-09-07 21:38:08 | クラシック音楽

 

 

 

 

 

 

 

 

 ブルックナーのみならずベートーヴェンやブラームスも この朝比奈先生から得るとことが多い。東京サントリーホールのもの凄い残響!! 緊迫、圧巻のみならず、忠実な演奏である。冒頭 第1楽章からティンパニがしっかりと32分音符通りに叩いている。これぞベートーヴェンなるベートーヴェン 第九の名演の1つだと思う。

 

 

 

 

これも 原点の1つだなーーー


♪トラヴェルソ♪  フルート・リサイタル in 神戸 ルネッサンス~オトテール~ロッテンブルク~ルイロット 

2014-09-02 23:57:02 | クラシック音楽

プロフェッショナル・トラヴェルソ奏者 前田リリ子 さんの リサイタル in 神戸 に行ってきました。

           

本物のトラヴェルソをプロフェッショナル奏者による演奏で聴いたのは2回目!

1回目は クイケン氏による 大阪ザシンフォニーホールでの演奏会。

そして 2回目は 前田りり子さんのリサイタル。


受付は 藤井さんがやっていただいていました(感謝)

ルネッサンス~オトテール~ロッテンブルク~ロココ~ルイ・ロットまで。。。これだけの種類を一度に比較して聴くことができたコンサートは本当に初めてでした。 これぞ 圧巻 です!


途中、オットテールでは ”オット 待ってー” 輪ゴムでキーを修正されていました

各楽器の製作意図、制作者、時代背景、生活環境(宮廷音楽だとか、、)の歴史を語っていただきながらの演奏でした。大学の講義を聞いているようで 本当に 贅沢なリサイタルでした。何回も聴きたくなるリサイタル、、というよりは 講義、レクチャーでしたね。。。本当に感謝です!

音楽だけではなく、私の得意分野である分析化学、臨床検査医学、タンパク質分析、などなど、、昨今キット化、コモディティ化、コピペばかりの知識ではなく、しっかり 発見や開発に至った歴史的背景も語れるようになると 本当のプロフェッショナル と言えると思っています。

 

さて、

手前からルネッサンス(円筒) →→ 銀色のフルートが ここここれが。。。ルイ・ロット  これが 吉田雅夫先生が吹かれていたルイロットかと 刻み込まれた ルイロットの文字を見て 感動しました。

世界最高のルイ・ロット モデルです。。。低音まで 明るいフレンチスタイルの音色。。楽器の構造がドイツ式でした。

1973年に吉田雅夫先生がFM放送で少しだけ解説された音源がありました!

https://www.youtube.com/watch?v=4C6LPMIKVXc&list=UUrc71-ecavnjYH81FSCDXdg

 

1つづつ 画像で見ていきます。音源が無いのがもったいないのです。

 

 

私が手にとって楽器を見せてもらおうかと 思うと、、先に 別の方の手が出てきてなかなか。。。順番が回ってきません。。。

 

黒色が グレンザーとか言っておられました。高い「A」が出やすいとか。。。

 

うーーーーーん もっと早くトラヴェルソの魅力を知っておけばなーーー

学生時代、フルート仲間やフルート合宿で 全く トラヴェルソの話題が無かったぞ!! フルーティストの友人、、何でトラヴェルソの魅力を学生時代に語ってなかったんだろうか。。。教えられていないかもね。。

1980年代、、後半、、、ピリオド楽器の魅力や奏法を語るフルーティスト(音大生)の知人がいなかったな。。。


皆、ヘインズ、パウエル、ラファン。。。。 

 

ベーム式モダンフルート や 最新の ムラマツ、ミヤザワ、ヤマハ、コタト、マテキ、アルタスなどなど、新しいアンブシュアだとかリッププレートがだとか、、、改良されたフルートばかりの話題でしたね。。

さて、、今からでも遅くありません!

 

トラヴェルソの特訓です!  ゆゆゆ 指がーー痙攣しそう。

「舌」も ペロペロ 上下に 回りません

指 のストレッチからだ    


「忍耐」

何時から 本格的に 学ぼうかなーーーー

以上


■ クラシック音楽&オペラ レーザーディスク(リスト)  (その6) 

2014-07-13 23:57:06 | クラシック音楽

LD再生装置はLD-S1です。2台バックアップ体制でやっています。

1台、不動ジャンク品を分解バラバラして内部構造を把握したので、自己メンテナンスが完璧になりました。少々の不具合があるLD-S1なら 簡単に修理できるようになりました。何故か。。。1980年代の日本技術は判りやすい! その一言です。

 

何と言っても、10年前から 探しつつけてたのは このLDです。FMライブ録音だけはもっていましたが、画像映像はyoutubeで拝見するだけ。。。

 

 

 

 

 

 

 


○クイケンの演奏を聴きに行く。。。 & デュメイのストラデバリウスを聴きに行く。。

2014-06-25 21:05:46 | クラシック音楽

ラ・プティット・バンド  による世界最高峰のバロック音楽

シギスヴァルト・クイケン監督による大阪公演(2014年6月2日) ブラヴォーーー でした。

ヴァイオリンとチェンバロだけによるG線アリア。 あーやって演奏するのが本来の姿なんだろうと 今更 感じたところです。ブランデンブルク協奏曲での トラヴェルソ(B・クイケン)の演奏も その当時の演奏スタイルを表現するような奏法でありました。

フォルテシモは TUTTUI で演奏すれば音が大きくなる。。。無理せず、楽器が良く鳴る音量で演奏する。。。現在、改良された楽器、、特にベーム式フルートとは真っ向に楽器の設計意図と思想が違います。

 

2F席は関係者のみ。。通常の聴衆は1F座席だけ、。。なおさら 素晴らしい残響を味合うことができました!

 

1982年11月 こけら落としでは 何回 聴きにいったことやら、。。。 小さかったけや木が ばかでかくなっていて。。。また当時はもっと純白だったような外観壁もやや経時変化のためか黒ずんでおり、また空間が多いというバブル時代の建物の欠点が少し見えてしまっている感がありました。

 

ここにも Times が進出していたとは。。。

 

クイケンにもらったサインの1つ目。。

 

欲張って 2つ目。。。持参したレコードジャケットにサインをもらいました。このジャケットを見たクイケンが曰く。。

「ウォーーーッ。。懐かしい」  という英語でしたね。

 

 

デュメイがヴァイオリンと指揮を振った演奏会・・・

兵庫県加東市という ど田舎でのコンサート。。。。関西フィルを指揮した公演です。

詳細記事はここ、。。加東財団法人サイトより、、、楽しそうに子供さんにサインを書いているデュメイ! 帰大へは クライスラーの車で、、団員はマイクロバス でしたね。

 

https://www.facebook.com/468631896562045/photos/ms.c.eJwtysENADEIA7CNToUQAvsvVpXjackZRmS654k~_8eVYaJeRvW6Ood8yvF~;EOmpstabeD~;ECn3kTWQ~-~-.bps.a.641532349271998/641537132604853/?type=1&theater

 

 

 

 持参したCDと簡単な公演チラシにサインを沢山もらいましたね。 

 

 

 

演奏会の前には、ロビーコンサートが行われました。

偶然、座っていた長椅子の前で演奏してくださり、これぞ ライヴです。

関西フィルのメンバーによるアンサンブル演奏!!

なんと、まろやかな、、、

★ハイドン:弦楽四重奏曲「ひばり」第1楽章
★モーツァルト:弦楽四重奏曲「春」第1楽章

グラズノフ&ソコロフ&リャードフ合作:ポルカ「金曜日」ニ長調
http://www.rcctv.jp/shim…/composer/glazunov/glazu_part2.html

 

最後のグラズノフ合作が良かったですね。。

 

 

 


■編曲版シリーズ! ストコフスキー編曲 「展覧会の絵」 若杉弘指揮 1971年ライブ! その他。。

2014-05-07 18:40:17 | クラシック音楽

Pictures at an Exhibition (arr. by Stokowski), Wakasugi / Southwest German Radio Symphony

 

こちらが ストコフスキー 自作自演編曲版 1963年

Mussorgsky-Stokowski 'Pictures at an Exhibition' - UK Premiere

 

これは JSバッハ の 有名な パッサカリア ハ短調・・・吹奏楽版もイイがストコフスキー編曲版もイイ!

Bach-Stokowski: Passacaglia and Fugue in C minor

 

実際 ストコフスキーが指揮しているドイツでの動画があるんです!

Bach: Passacaglia & Fugue in C minor - Stokowski in Germany

 

となると レスピーギ編曲版もあるんだそうだーー

Bach: Passacaglia and Fugue in C minor / Litton ? Royal Philharmonic Orchestra ? BBC Proms 2010

 

コープマンがオルガンで演奏したライブ  こちらが原曲です

J. S. Bach - Passacaglia and Fugue in C minor, BWV 582 - T. Koopman


尺八の名手、、人間国宝の”山本邦人”さんをしのんで。。。オーケストラとの饗宴!

2014-02-11 17:53:31 | クラシック音楽

尺八の名手、、人間国宝の”山本邦人”さんをしのんで。。。


1曲:オーケストラと共演された 唯是震一:尺八と琴のための協奏曲第3番(その第3楽章だけ)を 1980年代のライヴ録音から聴いて偲びたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=wv34G2fO0nE


また、ジャズの前田憲男ともトリオを組まれていました。共演された曲とは違いますが、前田憲男ジャズ演奏(オープンリールデッキより)では、こんなパイプオルガンを使ったジャズもありました。どちらも「音楽」というキーワードですがクラシック音楽でも当然通用するミュージックだと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=hERIYVaXPOs

 

以上

 

 

 

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140210X062.html

 

 


佐村河内守とゴーストライター新垣氏

2014-02-08 14:56:07 | クラシック音楽

佐村河内守とゴーストライター新垣氏 の悪い話題が報道されています。

今まで「音楽」で感動を与えてくれてきたのは何だったのか?
大震災後の追悼の表現、故人を偲んでの表現、、音楽ならではの表現があるのですが、、昨今、多く話題になっている「偽装
まで音楽で表現していたのかと思うと残念としか言いようかないでしょう。

神戸新聞の切り抜きの一部です。

悪者としてみてしまうと「朝原死刑囚」のようにも見えてしまいます。

クラシック音楽&FMエアーチェックの「同好の士」の方は実際に広島交響楽団の演奏会で間近に佐村河内守氏を見ておられます。
実際に間近で体験された生々しいコンサートでの感動を書かれておられます。是非とも精読、参照ください。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/85d68411fcf505a74b67603db60d8830

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/ca7a0a0a326a940644dd5174a99950b7

 

ある方、ある所では、「裏切られた」とか「もう信用できなくなった」と
最近では雪印から始まり、JR北海道の不祥事、レストラン食品業界での食材の偽装など、、

「真摯に受け取り、信頼回復に努めます」  いつもお決まりの謝罪です。

 

こうやって作品を共同製作していたんだそうです。

もう少し拡大してみますと

彼の作品のシナリオを「見える化」して解説している記事です。

 

なるほど。ヘンデレツキ70%の割合の融合、オルフの曲想、祈り、啓示、受難の部分をパーセンテージ、、、作曲とはこうやって製作するもんだと思っている一般市民が増えてしまったのです。言い方をかえると、ペンデレツキやバッハなどの模倣とも言える作品と疑いがでてしまいます。

良い部分、気に入ったパッセージだけを コピー&ペースト して 組み立てる。。。

良い部品、Unit だけを集めて アセンブリすれば 1つの作品になってします。 パソコン1台を組み立てるようなマインドで作曲していたことになっていたと疑われても言い訳できないのです。

 

佐村河内守氏がしっかり説明責任を果たして日本の音楽家の1人として行動改革を取り組み、ステークホルダーや騙した一般市民の方々に対して、どう信頼回復するアクションを起こせるか,,,, 本当のプロ音楽作曲家として見ていく必要があります。

  

「信頼を得るには10年以上もかかるが 信頼の失墜は1秒で終ってしまう」 

という言葉は、もう10年以上前からビジネスの世界でも語られてきていますが、音楽の世界でも同じ事が行われたことになってしまいました。

 

もう、CDレコード店、家電CDコーナやAmazonショップでは、彼の作品を「回収」して陳列されていません。では 既にコンサートを聴かれた方々の投資はどうなってしまうんでしょうか・・・紙切れ同然になってしまっている。

もう一度、「同好の士」の方の解説をしっかり読んでおこうと思います。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/85d68411fcf505a74b67603db60d8830

 

以上


■クラウディオ・アバド Claudio Abbado を偲んで。。。2014年1月20日

2014-01-20 20:22:23 | クラシック音楽

■クラウディオ・アバド  Claudio Abbado  san を偲んで。。。

ライヴ演奏の音源をアップしたいと思います。。。合掌

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/entertainment/20140120-567-OYT1T01010.html

 

まずは この迫力ある若かりし 逆立つほどの髪の毛で指揮を振るバルトークのライブ、、、

https://www.youtube.com/watch?v=cFt1appXgMI

近年、イタリアでの壮大なパイプオルガンのライヴ。。。モーツァルト管弦楽団を指揮したベルリオーズ:テ・デウム 規模が凄いとしか言いようがありません。

https://www.youtube.com/watch?v=GxCGFPEx2Ks

カラヤン氏メモリアルコンサートでは 、ザルツブルクのカテドラル教会でのベルリンフィルハーモニー管弦楽団/スウェーデン放送合唱団による壮大な教会ライヴを!!

https://www.youtube.com/watch?v=kAURk6sm_Jc

 

海外には まだまだ 素晴らしいライブがあります。

  

この1990年のローエングリンのライブは圧巻でした!

ドミンゴ、スチューダの熱唱もあり、素晴らしいライヴの迫力とアバドの指揮ぶりをLaserDiskで観ることができるのです。ライブ音源はこちらです。取り急ぎ、第3幕 です。近くに 第1幕と第2幕もライヴ音源アップしました。

https://www.youtube.com/watch?v=EHuXXRSuUY0

 ウィーン国立歌劇場管弦楽団との素晴らしい演奏から始まります!

ある方が第1幕の映像をアップされているので それを拝借しました!

https://www.youtube.com/watch?v=92zOcbPfPjo

 

  

 指揮者アバド と エルザ役のスチューダ- さん!!

  

 カーテンコールは何回も続き、大ブラヴォーーーで何回も盛り上がり、拍手喝采、素晴らしいローエングリンです!

 

その他、ベルリンフィル、ロンドン交響楽団、ウィーンフィルなどの名門オーケストラを指揮した貴重なライブ演奏の一部を聴いてみましょう!

https://www.youtube.com/watch?v=t__XjVl1hYE

https://www.youtube.com/watch?v=S69IwyJZjZw

https://www.youtube.com/watch?v=2Jbk44xnZqM

https://www.youtube.com/watch?v=SRY9sUnbGI0

https://www.youtube.com/watch?v=WdISLvjzjuA

https://www.youtube.com/watch?v=Scc1Mj5KlUo

https://www.youtube.com/watch?v=hfHyLIUm0J8

https://www.youtube.com/watch?v=Tw6OfvNXGRs

https://www.youtube.com/watch?v=QGK8Zc1gFNg

1983年 ロンドン交響楽団との来日ライブは圧巻でありました! マーラー 交響曲第5番からです。

https://www.youtube.com/watch?v=ysqF8rEJUYM

 

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団を指揮したヤナーチェック:シンフォニエッタ! 金管群の迫力が凄い!

https://www.youtube.com/watch?v=qiY2Mqc3qk8 

 

ウィーンフィルを指揮した1986年ライブとなるベートーヴェン第九からです!

https://www.youtube.com/watch?v=wrzjjnknuq0

 

何と行っても アバドと言えばオペラです。1981年ミラノスカラ座を率いての来日ライブより

https://www.youtube.com/watch?v=cJLDAd0JsHk

 

 

Tarogogoさん、Kukikei さん のライブ音源からも拝借させてもらいます! 素晴らしい音質で録音されています!

https://www.youtube.com/watch?v=mbBGNkMtK_M

https://www.youtube.com/watch?v=BWA0rbYVTLo

https://www.youtube.com/watch?v=YMQFJF1wJw0

https://www.youtube.com/watch?v=XBw6wwa7eC8

https://www.youtube.com/watch?v=KKyiLG83-iY

https://www.youtube.com/watch?v=WQRB3befRMo

 

 

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団からも追悼のメッセージがアナウンスされています! 本当に今世紀、大きな巨人がまた1つ失われました。しかし、これまでの演奏だけは永遠に後生に伝わります。

http://www.berliner-philharmoniker.de/en/titelgeschichten/claudio-abbado/?utm_medium=email&utm_campaign=DCH+Newsletter+for+the+23012014&utm_content=DCH+Newsletter+for+the+23012014+CID_d9165c0e18c21e2a009734425ce05edf&utm_source=Email%20Newsletter

 

<2013年ルツェルンとの来日キャンセルにおけるメッセージ>

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My dear friends,

We have many unforgettable memories in our hearts from our last project in 2006, and the Lucerne Festival Orchestra and I were greatly looking forward to visiting Japan again. I myself was excited by the prospect of being able to share time with Japanese music lovers this coming October.
However, I deeply regret that we have no choice but to cancel all our concerts in Japan due to reasons of my health. I ask for your kind understanding.

Claudio Abbado


親愛なる皆様

「ルツェルン・フェスティバル・イン・東京2006」で得た数々の忘れがたい思い出を胸に、ルツェルン祝祭管弦楽団と私は、日本を再訪することを大いに心待ちにしておりました。
私自身、来る10月に日本の音楽愛好家の皆様と時を共有できるという期待に、胸を躍らせておりました。
私の健康上の理由により、このたび全ての日本公演を中止せざるを得ないことは、誠に残念です。どうかご理解いただけますよう、お願い申し上げます。

 

クラウディオ・アバド

合掌。。。。