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♪佐藤眞・大木惇夫♪カンタータ「土の歌」大地讃頌 (小澤征爾→岩城宏之→佐渡裕)

2014-10-15 19:44:05 | クラシック音楽

譜面の歴史を知って演奏を聴く!

佐藤眞(作曲)・大木惇夫(作詞) カンタータ「土の歌」 

 

当初 「大地讃頌」という7楽章のタイトルを曲名にされていたそうです。 


1962年日本ビクター委嘱時の譜面で、1969年杉並公会堂でのレコーディングが初版です。LPレコードとしてSIX-1127が市販されています(した)。 岩城宏之 指揮 NHK 交響楽団 東京混声合唱団 です。 当初は、小澤征爾さんがNHK交響楽団を指揮してレコーディングするはずだったのですが、N響とのトラブルで実現されませんでした

 

 

レコードに、その経緯が しっかり 書かれています。

 

私が中学のとき、そして高校の合唱コンクールの時も、この版で歌ったことを覚えていますし、音楽の教室で録音をしましたね。最後の「母なる大地をあーー、、、たたえよ大地を。。。。。あーーーーー」 の「あーーーー」は、♪音  → 最後の最後 息切れながら声が出ません!最後バテバテ。。。上記 NHK交響楽団の演奏では その「あーーー」を なななななんとーー 2回 「あーーーーーー。。。。。あーーーーーーーーー」で演奏されています。 それにしても、混声四部は中学生にとっては難しかったです。

参考音源があるようです。  

https://www.youtube.com/watch?v=kmvxrIdIgR4

http://dai.ly/x16abbi

 

テノールの音域と発声特性を考えると、初版譜面の方がマッチしていると私見ながら感じるところです。合唱だけではなく、オケでのペットやフルートなどの木管の旋律も 初版の調の方が良い響きです。

 

1982年改訂新版の楽譜が発刊され これは CD市販(VZCC-12) で流通していますね。演奏も初版と同じ組み合わせですが、オケが 東京交響楽団です。

https://www.youtube.com/watch?v=KZjJQ2rE6uQ

 

2000年に改訂版が出版されていますが、その後、2009年改訂版と命名され刊行に至っています。

 

近年では佐渡裕さんがシエナ・ウィンド・アンサンブル吹奏楽伴奏で演奏したCDを聴きました。

 

先日 PMFオケの大阪公演があったので、演奏終了後、大阪から名古屋への移動バスに乗り込まれる慌ただしいところ、この「大地讃頌の思い」を汗ダクの佐渡さんに一方的に語り伝えながら、サインをもらいました。大切にしたい演奏です♪


団塊世代のGOOブログの佐渡さんのサインと比較すると ちょっと アレンジが違いますね!?どちからはオケ版、、どちらかは吹奏楽版とか?!

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/b36478c704e978c8b19dfcccad24551b


 

 

 

 

また 佐藤眞さん じきじきに指揮された新潟?!での自作自演も圧巻でした。

 

Wikにも 作品の経緯が書いていますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E3%81%AE%E6%AD%8C

 

NHK-BSで最近、2014-3-3 NHKスタジオ収録での演奏映像が放映されました。恐らく2009年改訂版だろうと思います。

混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」

(作詞:大木惇夫、作曲:佐藤眞)▽【出演】東京混声合唱団/斎木ユリ(ピアノ)
/山下一史(指揮)/東京フィルハーモニー交響楽団 ▽【収録】2014年3月3日/NHKスタジオ

 

小澤征爾さんが指揮される予定だった 「土の歌」 は、どのような演奏になっていたのかと考えると、なおさら 小澤さん指揮の演奏を聴きたくなってしまいます。 

 

 

他に youtube とかで音源アップされているライブです!

https://www.youtube.com/watch?v=mhbbXsDBAHQ

 

 

何事も、音楽も、自然科学も、、、歴史、現物、プロセスを知った上で 演奏なり、鑑賞する必要性を考えさせられるもんです。 コピペ、コモディティー化している昨今、振り返るべきものが この「土の歌」にもあると思うところ!

 

 

 

 

 

 



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