レーザーディスク その3
カラヤンの映像は、聴衆が入っていない映像も多いですが、このLDは1978年2月のフィルハーモニーホールでのライヴ映像です。
フルートは、故 カールハインツ・ツエラーさん、、、ホールの隅々まで透き通った響きが最高です。1977年には大阪(ブラームスチクルス)と東京公演があり、大阪公演を2プログラム 聴きました。それまでレコードで聴いていた音色が頭にインプットされていたため、本物の生の音色を聴いたとたん、これまでは人工加工された別モノを聴いたのではと自分の耳と実際に目で見て感じたところでした。
比較的背が低いカラヤンですが指揮すると大きく手と腕を振りながら はっきりと、しかも 妥協なく指揮しますから聴く側も圧倒されました。この1978年ライブ映像でも同じく、特にフィナーレの「ダフニスとクロエ」では しっかりした拍子で指揮して演奏する側も非常に緊張感ある妥協が無い完璧な演奏です。その後、脊髄を痛めた後に挽回はされましたが、1984年来日のカラヤン氏の指揮ぶりとは全く違う、フルマラソンをフルスピードで指揮を振ったような1978年の名演です。
「ツェラートーン」と言います。ツェラーさんならではのフルートの渦巻くような遠くまで響く音色! 最高でした。残念ながら、もう ツェラーさんのような音色を生で聴くことはできません。。。
この目を閉じてしっかり腕を振って指揮するカラヤンのアクションは演奏する側も緊張感があります。
この時代のカラヤン氏の指揮ぶりは、凄い迫力です。
ダフニスとクロエの終曲では、しっかりと拍子を振り、緊張感ある 完璧な演奏は素晴らしい!
TV放送されたものです。フランクフルトのアルテ・オパーでの実況ライブです。
クラシック音楽の「同好の士」の友人が言われるには、ボストン響のファゴット奏者=ウォルトの最後の姿が映っている。演奏としても、SKO初期のブラームス・チクルスとしては他三曲より良い演奏だ。。。という名盤です。
生涯最後の演奏となった ファゴット奏者であるボストン交響楽団の
フルートは工藤さん。オーボエは宮本さん。
カラヤンは1976年と1978年に たしか ザルツブルク音楽祭で ドンカルロを演奏したはず(?!)で、前者1976年のライブはOperaDepで市販CDとして入手できますし、両年ともFMライブ放送がありましたね。これは1986年のライブです。
TV放送された映像です。ライヴさながら、、、というよりはむしろ、オペラの舞台を観る という映像に近い感じですね。
ポネルの演出ですが、ベームさんの指揮する姿が無いので 残念!!! 映画化されたフィガロっていう感じです。
ことし生誕200年の話題の ヴェルディの大作。。
このアイーダ。。。タンスに眠っていた、まだ観ていないLDでした!反省。
カラヤン指揮の「ラインの黄金」です。
シノーポリ指揮のサロメです。これはベルリン国立歌劇場での白熱したライヴ版です。
有名な版の1つである、ローエングリンです。アバード指揮、ドミンゴの熱唱
イスラエルフィルとトロント交響曲の合同演奏は、1989年3月16日にカナダのカルガリーで メータ指揮により、ベルリオーズ/幻想交響曲などが実現してFM放送されましたが、ここでは イスラエルPOとベルリンフィルハーモニー管弦楽団 です。
音源の一部を Ibukitube という youtube にアップして残しました。
ブーレーズ指揮のライヴ版
ミラノスカラ座 ホセ・カレーラスの出演ライヴ版:
1981年来日でも最高だったが、アバード指揮ミラノスカラ座のライヴ版です。何回聴いても 笑いがでる楽しいオペラです。
ベーム指揮のモーツァルト:後宮からの誘拐です。2枚買っていたようですね!こちらは輸入版です。ベームさんコーナーでも紹介していますが、1980年4月 ベームさんにとっては最後の劇場でのオペラのライヴとなった貴重な白熱ライヴ版です。
http://blog.goo.ne.jp/ibukitube/e/c26f0075acd6a5147f9d9f1f66d69dce