オリンパス、大王製紙、九州電力・・・と
ここのところ、日本の大企業での不祥事が連続してますね。
オリンパスについては、
バブル崩壊時の損失を引きずっていた・・・・なんて
20年以上も前に産まれたモンスターを
会社の地下室で人知れず ず~っと飼っていた、みたいな驚きでした。
どうして早く処分しておかなかったのか・・・。
怖くて処分できず、それを指摘もできず、放置してしまったんでしょうね。
海外のメディアでは、監査法人の怠慢とともにダイバーシティ的にも問題があったという指摘もあります。
ことの発端となった英国人の元社長は「外部の目をもつ人間」だったからこそ不正を指摘できました。
会社がモンスターに内部から食い破られてしまう、なんて恐ろしいこと。
そのモンスターの存在は、きっとずっ~と中にいる人には見えないんでしょうね。
オリンパスのHPで役員をみると、男性ばかり。
九州電力にしても、大王製紙にしても同じです。
女性の目や外国人の目、生粋のサラリーマンでない者の目、などなど・・・というものが
いかに大切かを考えさせられました。
11月6日(日)は、有楽町朝日ホールで、「ダイバーシティ推進シンポジウム」がありました。
この閉塞感を吹き飛ばし、新しい日本を創るには、やはりダイバーシティ、大事だと実感した今週です。
いしい社会保険労務士事務所 ishii-sharoushi.com