ある方から
「すごい泣けるスピーチがあるからみてごらん」
と紹介されたのが次の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY
そして、
「好奇心を天職に変える~空想教室」(サンクチュアリ出版)
という本も読ませていただきました。
株式会社植松電機は
北海道で、ロケットを作ったり小型衛星など宇宙関連の業務を手掛けている会社だそうです。
専務取締役 植松勉さんは、今 全国を講演したり、本を出版したりして
「思いは招く」ということを子供たちに伝え続けています。
この書籍の中の一部をご紹介したいと思います。
みなさんの命はとっても大切なものです。そして可能性にあふれています。
なぜ人を殺してはいけないかといえば、
それは「人の可能性を奪ってしまうから」ではないでしょうか。
言葉を使って人の可能性を奪うことも、人の命を脅かすことと変わりない、
恐ろしいことだと、ぼくは思っています。
そして人の可能性を奪おうとする、象徴的な言葉が「どうせ無理」です。
簡単な言葉です。
すぐ楽ちんになれる恐ろしい言葉でもあります。
この言葉をつぶやくだけで、なにもしなくて済んでしまうからです。
でもこの言葉こそが、人に「努力なんて無駄だ」と思わせる最悪の言葉です。
親、先生、友達などからの「どうせ無理」というその言葉で
自信を持てなくなったり、夢を奪われたりした人は、どうなるでしょう?
人を貶めたり、暴力で物を奪ったりすることで失った自信を取り戻そうとします。
植松さんは、「どうせ無理」がなくなれば、いじめなどはなくなるのではないか、
だから「どうせ無理」という言葉をなくしたい、
と考えているのだそうです。
自分自身に対しても、他人に対しても、特に子供に対して
ついうっかり
「どうせムリ」
「やってもムダ」
という言葉を使っていないか・・・と考えさせられた本でした。
私自身は、人の言うことを気にせず、勝手に?どんどんやってしまうタイプなので、
あまり「そんなのムリムリ」という言葉には惑わされないで生きてきているほうだと思いますが、
お子さんのいる方や学校の先生方には、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
社労士会の支部では、課外授業プロジェクトとして、
小学校・中学校で「働くこと」などの講演のお手伝いをしているいしいですが、
夢を追いかけること、思いを持ち続けることの大切さを
引き続き伝えていきたいと改めて思いました。