幹線道路計画は利用者から見れば公共の利便性など社会的な価値は高い
ただし、土地を収用される土地所有者や周辺住民から見れば迷惑なシロモノであることがある
その最たるものは騒音だろう
鉄道と違い深夜でも交通量はゼロではないので幹線道路沿いになってしまうお宅は悲惨である
また痛みも激しく何年かおきに道路修復工事がある
それも深夜なので大変だ
土地利用については、不公平な状況が散見される
幹線道路沿いになった土地の所有者の多くは価値が上がり、売却するにせよ、利用するにせよ利益を得ることができることが多い
ただし用途指定によりほんの僅か離れているだけで天国と地獄ほどの差が生まれる
それは路線価に現われる
商業地域で日影規制もなく容積率500%のところから100mも離れていないのに住居系地域で200%指定の上日影規制もあるため200%も使えないというところがあるという状況が生まれる
両者に路線価の違いは2.5倍もないのである
このような状況は不公平と言ってよい
かたや商業地域では不動産賃貸経営で左団扇なのに住居系地域では相続税を払うことにも困るという結果となる
社会的事業は公平を旨とすべきである
個人的に困るだけでなく、地域社会の崩壊にもつながる由々しき問題と捉えるべきだ
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