第一に、成果を生むわずかな種類の価値ある活動に集中することである。
同時に、大きな成果をもたらすことのない無数の製品、サービス、研究開発、販売活動からは手を引き、あるいは少なくとも追加のコストとエネルギーをかけないことである。
第二に、あらゆることについて、可能性をフルに発揮する方法を探し続けることである。
最も成功している事業でさえ、その可能性に比すればわずかの成果をもたらしているにすぎない。
この二つはイノベーションではない。
事業の現状を受け入れたうえでの最適化である。
:「経営の真髄 p65」
イノベーションでなければ改善活動である。
一般に言われている社員が取り組む改善活動が第二に相当する。
第一の改善活動が経営層が行う改善活動である。
事業の現状を受け入れたうえでの最適化のことを改善活動と呼ぶ。