今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・自分の考えを外側に出してみることで初めて客観的に見ることができる。まずは文章を書いて自分はなにがしたいのかを伝えられるようになろう。
・文章を書く理由は、0→1の仕事能力を身につけるためである。0→1の仕事ではなくすでに仕組み化された中でそつなく、速く、少し改善する程度で進めていくだけであれば文章を書く必要はない。
・誰かが出した答えをなぞるような仕事の仕方しかやったことがない人間は、ゲームのルールが変わるとなにもできない。誰かから答えを与えられて慣れることだけではなく、自分で正解を導き出していく能力こそが本質的な仕事能力である。本質的な市場価値もそこにある。
・仕事が遅くなるいちばんの原因はやり直しであるが、やり直しにならなかった時間については永遠に分からない。起きなかった問題には、価値を感じにくい。よって、文章を書くことで防げたやり直しは、永遠に気づくことができない。よって、文章を書く必要性は宗教じみているということである。
・90点を100点にするためには労力がかかるということは何事にも言える。0点を90点にするよりも、90点を100点にするほうが遥かに労力がかかる。文章を書けないときは意外と文章を早く書き終わるが、中途半端な位置にいると膨大な労力がかかる壁を登るようになってしまう。
・全ての物事において、100点を目指そうとすると大変である。これは一定のその分野での能力が高まった人に限った話である。答えのないゾーンに突入してしまう。
・100点を目指すのは、見極めが大事である。つまり「人生において、そこまでそれを極めなければならないのか?」ということである。「そこの山を登るという選択で良いのかな?」という判断が必要である。「おそらく、これで100点に近づくんじゃないか?」と思うことをやってみて、失敗して学んで先に行くことが重要である。仕事で言えば、早く自分の文章を人に見せることである。
・トライ&エラーや仮説検証、試行錯誤まで含めてが構造化能力である。
・「どのようにすれば、今の仕事を最速で進めることができるのか?」というように、より大きな視点で問題を観察して構造化すれば、自然と「90点から100点を目指そうとするのは良くない。時間の無駄だ。ここは一旦進もう」という発想になる。そもそも文章ではなく口頭でも良い。力を抜くことも含めて構造的に物事を考える能力が重要である。文章を書くということ自体も構造化して、俯瞰して自分のやっていることを理解できるようになると一段階上にいける。
・ビジネスライティングの先には、ストーリーライティングというどこまでも続く地平線が広がっている。ストーリーライティングの世界では、これまでのビジネスライティングの概論から各論に書けば良いという常識は通用しない。答えのない世界に入っていく。ストーリーライティングとは心を動かす文章である。