何が正解かではなく、どうすれば差異を乗り越えて共有できる「知」を生み出せるかという姿勢が哲学の普遍性を生む。
:平原卓(哲学者)
哲学には普遍性がある。
自己目標管理こそマネジメントの哲学たるべきものである。<ドラッカー>
ドラッカーの書籍全体が哲学であり、普遍性があるがゆえに生前から古典といわれたようである。
しかし、マネジメントを人間力(ジンカンリョク)と定義すると、そこに哲学は存在しなくなる。
よって、「自己目標管理こそマネジメントを機能させるための哲学たるべきものである」となる。
自己目標管理とは目標を達成するために自らを管理すること?
もしくは、自らを管理するために目標を設定すること?
「マネジメントを機能させるために自らを管理することこそ成果をあげる哲学たるべきものである」ということがドラッカーがいいたかったことではないだろうか?