ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

アウトリーチ

一人暮らしの高齢者や、災害時の避難に際して支援を必要とする高齢者の訪問を、14年にわたって続ける大阪の壮年に会った。

活動に携わった実感として、地域のネットワークを強固にするためには、「アウトリーチ」が大切ですー壮年はそう繰り返した。

アウトリーチとは、福祉分野の用語で、英語で「手を差し伸べる」の意味。

従来の福祉は、援助を求めてきた人に対する「申請主義」が中心だった。

それに対しアウトリーチは、自分が支援の必要な状態だと自覚していな人、支援を受ける方法が分からない人の所へ、援助者のほうが直接出向いて、手を差し伸べる在り方を指す。

災害時においても、こうした姿勢が何より必要だろう。

ただし、押しつけと受け取られないよう、「被災者の視点」を見失ってはなるまい。

時には、じっと見守ることが、被災者の安心になる場合もある。

先の壮年も、常に心掛けたのは「相手の側に立つ」ことだという。

:名字の言
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