今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・私たちがやりがちなのは、どのようにあるべきかを考え過ぎてしまうことである。人の中にある矛盾や葛藤を見抜くことが、いちばん最初にやるべきことだと思う。たとえば、全く言うことを聞かない子供に対して「人はこのようにあるべき」と教えがちである。ただ、その子供は本当は行儀良くしたいけれど「周りに認めてほしい」という葛藤に苦しんでいるかもしれない。そのような葛藤を見抜くところがスタートになる。
・ビジョン型は「自分は世の中をこのようにしたい」という思い込みと偏見から生まれている。その思い込みと偏見こそが人に一貫性を与える。他者の問題に着目すると、その人のニーズに答えることはできまるが、長期に渡って人の価値観そのものを動かすことは難しい。私は「ビジネスはインサイト型に寄っているべき」という考え方を持っている。一方で、人生という観点で考えてみるとインサイト型で自分の人生を決めていこうとすると、多種多様な価値観がある中で誰かに合わせようとしてブレてしまう。