成長は不連続である。
成長のためには、ある段階で自らを変えなければならない。
:「マネジメント 基本と原則」
正確にいうと「成長のためには、ある段階で自らの行動を変えなければならない」が正しいように思う。
人は一人では生きられないので、生き残るためにはある程度まで環境に適合する必要がある。
しかし、環境への適合を優先していては自分本来の姿を現すことはできない。
さなぎが蝶になるように、ある段階で自分本来の姿にならなければならない。
見かけは変わらないが、行動が変わるのである。
一般的には成人式なのであるが、現実は大きな差がある。
幼少期から変わる子もいれば、還暦を越えて変える人もいる。
生きていくことが厳しい環境においては、若くして変えることは難しかったが、先進国においては容易になった。
ここで問題になるのが、自らの行動を変えることをしない人たちが、他者が行動を変えることを邪魔することである。
人間は外見が大きく変わることはないが、ある段階で行動を変えなければならない。
そのタイミングは何度もある。