皆様こんにちは。
本日のテーマは石の流れです。
碁には流れがあります。
といってもオカルト的なものではありません。
水が上から下に流れるようなごく当たり前の現象です。
相手の流れを止めるのはともかく、自らの流れを止めてはいけません。
それでは実例を見て行きましょう。
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5子局で白△に打たれた所です。
黒はどこに打ちますか?
現在の石の流れを見極めてください。
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実戦は黒1でした。
私には全く気が付かないのですが、不思議とこの手は人気です。
アマ5級から初段ぐらいの方に多いでしょうか?
白地が気になってしまうのでしょうね。
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実際は白1などと囲われても、白地が数目しか増えないのですが・・・
地だけの問題で考えても、この段階で20目以上の手は沢山あります。
それはともかく、黒が打つべき所を逃したので・・・
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白1と飛ばれてしまいました。
これが絶好点です。
遅ればせながら黒2と止めましたが薄い形です。
白3にAと打ちたいですが、白Bから切断されそうなので・・・
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黒1の方を守りましたが、白2でせっかく打った黒△を切り離されてしまいました。
さらに中央を突破された事で周囲の黒石の連携も悪くなり、白4と踏み込まれています。
最終的に右辺はがらがらに荒らされてしまいました。

これまで黒はひたすら右辺を大事にしています。
天元の石を生かしつつ、この流れを継続するには・・・
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難しく考える必要はありませんでした。
素直に黒1が正解です。
白2には黒3で天元の石とも繋がります。
全ての石が繋がったので、もし右辺に打ち込まれても怖くありません。
自然と右辺は大きな黒地になるでしょう。
その場その場で目移りしてしまうと、今まで打ってきた石が台無しになってしまう事になりかねません。
流れを意識して打つように心がけたいですね。
本日のテーマは石の流れです。
碁には流れがあります。
といってもオカルト的なものではありません。
水が上から下に流れるようなごく当たり前の現象です。
相手の流れを止めるのはともかく、自らの流れを止めてはいけません。
それでは実例を見て行きましょう。
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5子局で白△に打たれた所です。
黒はどこに打ちますか?
現在の石の流れを見極めてください。
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実戦は黒1でした。
私には全く気が付かないのですが、不思議とこの手は人気です。
アマ5級から初段ぐらいの方に多いでしょうか?
白地が気になってしまうのでしょうね。
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実際は白1などと囲われても、白地が数目しか増えないのですが・・・
地だけの問題で考えても、この段階で20目以上の手は沢山あります。
それはともかく、黒が打つべき所を逃したので・・・
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白1と飛ばれてしまいました。
これが絶好点です。
遅ればせながら黒2と止めましたが薄い形です。
白3にAと打ちたいですが、白Bから切断されそうなので・・・
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黒1の方を守りましたが、白2でせっかく打った黒△を切り離されてしまいました。
さらに中央を突破された事で周囲の黒石の連携も悪くなり、白4と踏み込まれています。
最終的に右辺はがらがらに荒らされてしまいました。
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これまで黒はひたすら右辺を大事にしています。
天元の石を生かしつつ、この流れを継続するには・・・
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難しく考える必要はありませんでした。
素直に黒1が正解です。
白2には黒3で天元の石とも繋がります。
全ての石が繋がったので、もし右辺に打ち込まれても怖くありません。
自然と右辺は大きな黒地になるでしょう。
その場その場で目移りしてしまうと、今まで打ってきた石が台無しになってしまう事になりかねません。
流れを意識して打つように心がけたいですね。