三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

ずる剥けのその後…

2008年09月18日 | 骨折&皮膚トラブル
 傷の手当はキライです…


ずる剥け部分は大分快方に向かっていて、傷はずいぶん小さくなりました。
ギブスで擦れなくなったことと、毎日の消毒の手当てが功を奏しているのかもしれません。


今の手当ては、
酸性水を使って患部の消毒⇒抗生物質入りの軟膏を塗り⇒湿潤状態を保つパッドをヴェトラップで巻く


というもの。
あの『化膿臭』ももうありません。


抗生剤の飲み薬投与は終了しました。
…ということは、お薬を飲むときに包んでいた『肉団子』も必要ないのですが、
テンションの下がるこれらの手当てに対するごほうびとして、肉団子はあげ続けています。
傷の手当はイヤだから、しっぽは巻き巻き状態になるけど、ひとたび手当てが終わると、テンションアゲアゲで、肉団子を要求します
しつけ的には…ですが、これもギブ&テイクの精神(?)でしょうか(笑)
機嫌よく手当てさせてほしいので、しばらくは肉団子生活を続けるつもりです



さて、今回も使っている抗生物質入りの軟膏。
動物用のものです。
先日、わさびのジュクジュク滲出液の菌を調べましたが、その後、運よく同定する(菌を特定する)ことができました。

わさびの化膿菌は
Staphylococcus aureus
Staphylococcus intermedius
の2種類でした。

どうやら、後者は膿皮症の原因菌でもある化膿菌のようです。

どちらもグラム陽性菌。
今回いただいている軟膏の有効成分、『チオスプレプトン』『硫酸フラジオマイシン』がグラム陽性菌に効果があるようです。

先生に処方された薬だから効くのは当然なんですが、つじつまがあったような気がして、へんに納得です


傷は快方に向かってますが、今度は『足を上手に使えない…』という課題が残っています。。。
5ヶ月におよぶギブス生活の代償は大きい…と改めて骨折の恐ろしさを痛感する今日この頃です