三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

ペット共生社会へ…

2010年06月11日 | Weblog
週刊東洋経済 2010年5月29日号に「ここまで来たペットビジネス」という特集で、ペット取り巻くいろいろ…が掲載されていました
興味深い記事が多かったのですが、その中の石黒由紀子さんのエッセイ「ヨガから婚活まで ペットと24時間一緒」に共感するところがありましたので、一部、彼女の文を引用しつつ、ご紹介したいと思います。



ペットが公共の場に出かけることが多くなった今だからこそ、改めて気をつけたいのが「しつけ」
欧米では、ペットも普通に電車やバスに乗り、郵便局や市役所にもお供しているんだそう。
これは、「ペットを飼ったら、家族になる前にボスになりなさい」と、主従関係を厳しくしつける考え方がしっかり根付いているからこそできるんだそうです。
日本ではまだまだ希薄です


昔よく目にした「犬のしつけ教室」というのも、最近は「犬のしつけ方教室」となっていて、教室でしつけされるべきなのは、ペットではなく、飼い主だということに、日本もようやく気づき始めたあらわれ…というところでしょうか。

社会に受け入れられるペットになるかどうかは、われわれ飼い主次第です。


「犬嫌いは愛犬家がつくる」という言葉があるそうです。
「ノーリードにしない」「排泄物を放置しない」などの最低限のマナーを守るのは飼い主の基本です。
ペット可の場所が増えている反面、ペット不可になる場所が増えているのも事実です。
それはとりもなおさず、「愛犬家が(その施設のオーナー、もしくはその人を)犬嫌いにさせてしまった」からではないでしょうか。

ペット可=ペットが何をしてもかまわない、ということではありません。
最近は、(人間の)子を溺愛するあまり『モンスターペアレント』と化する保護者が問題になっています。
『子』を取り巻く環境と『犬(ペット)』を取り巻く環境は大きく違いますが、われわれはモンスター化しないように、愛犬家同士、お互いに気をつけていきたいものです。


ペットを過信せず、なおかつ周囲への柔軟な配慮も大切に…


それが、ペットと心地よく共生し、自然に自由に、ますます趣味を楽しむための近道になるんだ、ということを、今一度肝に銘じておきたいものですね

(わ)アタシもいっしょがいい~