西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

着陸後の飛行機事故ー中華航空、那覇で炎上ー

2007-08-20 | 時論、雑感
本日午前、台北から那覇に飛んだ中華航空のボーイング737―800型機は那覇空港着陸後に翼部の辺りから燃え出して数回爆発、炎上した。しかし、地上整備員の通報で、操縦士が誘導、乗客は前後の昇降口からエアシューターで避難、間一髪全員無事だった。乗っていたのは、乗客157名、乗員8名、計165名だ。避難がもう10数秒遅れていたら多くの犠牲者が出ていたかもしれない。
この事故は、現象的には翼部で燃料が漏れて引火して延焼し時間と共に燃料タンクの爆発につながったと言える。燃料漏れを起こした燃料パイプの亀裂がどうして起こったのかが原因究明のひとつのポイントだろう。
最近のアメリカの橋落下、川崎市のエスカレーター事故、今度の飛行機事故のひとつのキーワードは「亀裂、断裂」である。目視で問題を簡単に発見できることが求められるが、もう少し機械的に、電子的にも異常発見システムの構築が求められる。それにしても飛行機の翼部に燃料タンクやパイプが集中していて、こういう事故の場合、最も危険だと初めて認識した。
(写真は、琉球新報より)

同窓会、同期会の参加、不参加

2007-08-20 | 色々な仮説や疑問
私は、ほぼ定期的に行われる私の卒業した高校(金沢大学付属高校)の同期会や節目の同窓会、大学(京大建築学科)の同期会にはよほどのことがない限り出席してきた。招かれる奈良女子大の卒後30周年同窓会も3年間皆出席だ。しかし、実際のクラスメートの出席率を見ると、大学の同期クラス会は半分以上の出席だが、高校の同期クラス会では4割強の出席、昨日の奈良女・住居学科卒業生では8/28で3割強の出席だった。
で、同窓会や同期会に参加しない、あるいは参加できない理由は何だろうと考えてみると、一番が「現在、仕事や家庭で忙しくて出席する暇がない」というものがあろう。私の50歳以前はそういう状況だった。第二は、行って昔話しても始まらない、自分として昔話に余りいい思い出がない、というものだろう。高校のクラスメートで余所で個人的に会って駄弁るのは良いが、一同に会するのは好まないという人もいる。それに、一度不参加だと段々「敷居」が高くなるらしい。逆に来ている人は、何らかの意味で情報交換、ネット形成を意識的、無意識的とにかかわらず考えている人が多い。昨日も高校の先生している人と大学推薦入学制度のことを喋ったし、女性建築家ネットの世話をしている人は、色々な情報を持っていた。
 ところで、昨日の奈良女の実行委員会では、名簿をしっかり作って配っていた。勿論、個人情報保護の時代だから、取り扱いの注意点がしっかり書いてあった。住居学科の卒業生に聞くと昨日の日曜日が都合の悪いクラスメートのためにも一昨日の土曜日にクラス会を別に開いて、それには10人以上参加したようだ。こじんまりの同期会はいいが、大きな同窓会には参加しにくいのかもしれない。でも今度10月には金沢で高校の60周年「還暦」の大きな同窓会があるが、「参加」と私の手帳に書かれている。泊りがけである。