因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

プラチナネクスト第24回公演 三島由紀夫「近代能楽集」より「邯鄲」「班女」「弱法師」

2021-07-03 | 舞台
*三島由紀夫作 五戸真理枝演出 公式サイトはこちら 中目黒キンケロシアター 4日終了(1,2,3,4,5) 舞台に大きな枠を設え、その枠の中で物語が展開するが、枠外に待機したり、静々と歩いていたりなど、能の形式を取り入れた趣向。「邯鄲」・・・18歳の少年次郎を女性ふたりが演じ継いだり、女中の菊が3人いて、台詞や動作を受け渡しながら進行する趣向に違和感なく、次郎の現実と、唐土の邯鄲の里から来た不思議 . . . 本文を読む
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