因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2023年7月観劇と俳句の予定

2023-07-01 | お知らせ
 早くも1年の半分が過ぎました。観劇の予定は以下の通り。既に開幕している公演もあります。
*劇団文化座公演164『旅立つ家族』
 金義卿原作 李惠貞翻訳 金守珍・佐々木愛脚色 金守珍演出 公式サイトはこちら あうるすぽっと 2014年に初演され、好評を博した作品が新しいキャストで再演される。
*新作歌舞伎『刀剣乱舞』
 『刀剣乱舞 ONLINE』原案 松岡亮脚本 尾上菊之丞・尾上松也演出 公式サイトはこちら 新橋演舞場 刀剣ブームを巻き起こしただけでなく、舞台やアニメ、映画と次々に取り上げられている人気ゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』がついに新作歌舞伎として上演…というチラシの惹句もよく理解できない門外漢であるが、まずは体験してみることに。
*文学座公演『夏の夜の夢』ウィリアム・シェイクスピア原作 小田島雄志訳 鵜山仁演出 公式サイトはこちら 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA アテネの職人たち、妖精たちの配役がなかなかに意外で楽しみ。
*劇団俳優座特別公演 戦争とは…Vol.29 
 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ原作 三浦みどり翻訳 菅田華絵構成・演出 公式サイトはこちら 俳優座スタジオ 
「20代から90代までの俳優たちが紡ぐ、未来への系譜」とチラシにある通り、居並ぶベテラン勢の顔ぶれが素晴らしい。1995年から続いているリーディングシリーズに足を運ぶことも、俳優座スタジオでの観劇もやっとこれが初めて。俳優座劇場が2025年4月末日で閉館になることを考えると淋しくてやりきれないが、1本1本の舞台を大切に受け止めたい。
*ドラマティックリーディング『十三夜』&トークセッション 
 樋口一葉現原作 湯川せとな構成・演出 公式Twitter 2023年度港区男女平等参画センター助成事業 第一部『十三夜』リーディングに続いて、第二部トークセッション「ジェンダー視点で考える一葉、そして現代」
 『十三夜』を原文のまま読むことと、観世葉子の出演に即決。NHK朝の連続テレビ小説『おしん』で、佐賀の田倉家長男の嫁・恒子を演じた人である。2019にBSで再放送された際、旧弊な家で感情を表に出さなかった女性が、次第に明るく行動的な女性へ変貌する造形がTwitterを賑わせた。
 
*劇団印象-indian elephant- 20周年記念  第30回公演『犬と独裁者』
 鈴木アツト作・演出 公式サイトはこちら 下北沢・駅前劇場 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29)。
 革命時代のソ連で活動した劇作家・小説家のミハイル・ブルガーコフ。自身と同時代に生きた独裁者スターリンの評伝劇を書き上げたが、政府の命令で上演禁止となったエピソードを基に展開する物語。

 俳句の予定は次の通り。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・枕詞「たまかづら」、季語「蝉」
*十六夜句会・・・「夏茣蓙」(なつござ)、「夏菊」
*金星句会・・・「日焼」「破れ傘」
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