身体表現批評誌Corpus(コルプス)№7号(メルマガはこちら)に拙稿が掲載されました。
今年5月にみたshelf公演『ちいさなエイヨルフ』を題材にした短いものです。
本誌は舞踊、身体表現を中心にした批評誌で、7号の特集は「舞踊と美術」、また先日亡くなったピナ・バウシュの追悼特集も盛り込まれております。
『ちいさなエイヨルフ』に関しては、本作が昨年夏に富山県の利賀村で野外上演された際、演出助手として携わったNEVER LOSEの片山雄一氏による詳細な論考が掲載されております。目次を読んだとき、「だぶってしまった?!」と一瞬冷やっとしましたが、みる側からは想像もできない野外公演のハードルを乗り越えて舞台を成功に導いたカンパニーの歩みは大変に興味深く、ぐいぐいと引き込まれるように読みました。この野外上演の成果をもって、アトリエセンティオでの凱旋公演につながったことがよくわかります。
Corpusは新宿の紀伊國屋書店、ジュンク堂などで販売されております。一人でも多くの方が手にとってくださいますように。自分の書いたものが活字になるのは、ほんとうに嬉しいものですね。執筆の機会を与えられたことに改めて感謝いたします。