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フォト・・・八方池 後立山連峰・白馬三山
行雲流水
登山家・栗城史多さん
世界最高峰 標高8848mエベレスト
北海道今金町出身の栗城史多(のぶかず)さんがエベレスト南壁に無酸素単独登頂中に滑落し亡くなりました
私の住む道南生まれの青年ということもあり 成功されることを期待してましたが・・・残念
山と渓谷7月号でも経緯などが紹介されています
インターネットで拝見し 毎回でした
厳しい論評などが投稿されることもありましたが めげず挑戦する姿勢はたのもしく映りました
私は登山初級者なので語る資格はありませんが 「挫折せず 我が道を行く」を貫いた姿勢は感動の一語です
普通の青年が 七大陸最高峰の内6座に登頂したことに私は驚きを覚えます
冒険には資金などの苦労も伴うと思います
私の想像ですが その責任の重さが体調不良による下山判断を遅らせたのかなあ・・・
2012年のエベレスト挑戦の時 凍傷を負い 手指9本を失ったという
2年間リハビリし 復活
今回のエベレスト挑戦は8回目だったという
エベレスト山頂付近はマイナス20~35度
標高8000mを超えると死に近づく領域だという
8000m以上で亡くなられた場合 遺体は放置されるのが常だそう
その数は2000体を超え 腐敗せずそのままだという
ヘリコプターは4000m~5000mが限界らしいが 気象にもよるのでしょう
山と渓谷7月号
道南出身ということもあり ローカルのテレビや新聞に75歳の父・敏雄さんが出ました
いつも息子さんの挑戦を励ます談話が多く 応援者への感謝の言葉も心に響きました
それと事故などに対する「覚悟」も伝わってきました
お別れ会が先日札幌で行われ 今金町では24日に開催されたという
父・敏雄さんはハーモニカで「ふるさと」を演奏したそう
合掌
北海道新聞 6月25日朝刊
過去記事2010年 栗城さん・ふるさとの山
カニカン岳
北海道の南 今金町利別川上流に位置する「カニカン岳」標高は980.7mの低山
ピリカダム公園から約10kmに登山口があり 一部砂利道の林道だが 整備がされている
写真前方小山の 向かって左が山頂です
登山道沿いでは 山野草が出迎えてくれる
キボウシ イチヤクソウ ツルアリリンドウ ・・・・
山仲間の先輩は 次々と現れる花の名を その都度教えてくれるが
帰宅すれば全て忘失です
エゾゼミ? コエゾゼミ?
暑さで飛べず参ったよ・・・と見える
大木を上り 羽化する適地捜索中
ギンリョウソウ
ひとつの実に5000個の種があるという
しかし ほとんどが虫の餌になるのでしょう
子供の頃 風車を作って遊んだホウの木
大きな実が特徴
根曲がり竹の背丈が3mを超えるが
登山道は歩きやすく維持管理されていた
道を守ってくれていることは ありがたいの一語
タケノコの宝庫のようだが 危険も背中合わせのよう
齧っている? 齧られている?
木にめり込む鉄板
釘で打ちつけたため 齧られたのでしょう
山の名カニカンは アイヌ語のカンカン(黄金)が転化したという
7合目の標識横には 金鉱坑道の跡が残っている
小さいが 山頂の標識も見える
ブナなどの森で見られる常緑低木ヒメモチ
先輩の教えは ウサギが食べるとコロリの毒をもっているので要注意
分厚いきれいな色の葉に見えるが・・・・・怖い
咲き誇る山野草は山頂まで続く
昔はブナなどの広葉樹の大木が続く森だったのでしょう
その名残りを標す大木がある
大木の下は 冷涼感が溢れている
立ち止まると大変 友達でもないアブなどの虫が大集合する
キノコもいろんな種類が次々と現れる
見ただけで「危ない」と感じる不気味な色のキノコもある
標高の高い山は里の春に相当 花が山のテッペンまで咲き誇る
花を眺め 先輩から説明を聞きながらゆっくり上ると
天候がよければ 登山はさぼど難しいことではない
夏山登山は 風のありがたさを教えられる
汗だくの森を抜けた時に浴びるさわやかな風は 疲れを消してくれる
汗の臭いに集まる小さな虫も 風で飛べず降参
登山の昼食は おにぎりが一番
なぜか 超のつく美味しさになります
山頂からは 写真の大平山や狩場山などが眺望できる
下山は膝に負担が掛かるので 油断大敵です
登りは登山道の花を観ながら登り 下山は上に目を向けるのもよい
風雪に耐える厳しさなどを実感できます
ふるさと
Pino
車中泊
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