行雲流水 下栗の里&おもてなし
長野県飯田市上村下栗地区
テレビで標高800m~1100mの高地の集落が紹介されました
一度訪ねたいと思っていたが 願いが叶いました
南アルプスから伸びる屋根に拓かれた下栗の里は 日本のチロルと呼ばれるそう
写真は下栗の里全景を眺められる展望所から眺望した光景です
展望所駐車場から1kmほどスギ林の中を歩くと 写真のビュースポットに着きます
晴れてれば聖岳も見える絶景地だそう
下栗の里へは 国道から狭い道を約8kmほど山間部へ入ります
車の交差に難儀する道なので 運転は疲れます
途中ですれ違った軽トラ運転のおじいちゃんが声をかけてくれました
「遠いところから よくきてくれた よくきてくれた」
多分 私の車の函館ナンバーが目に入ったのでしょう
おじちゃんは 「遠くからきてくれたので 巨峰をプレゼントするよ」
いただいた巨峰 甘さ満点でした
おもてなしに恐縮しましたが 心に残る思い出となりました
急傾斜地に造られたつづらおり道路に沿って立つ民家
急傾斜を余すところなく耕した農地
山間部に暮らす人々の息づかいが伝わってきます
日本の原風景が残る山の里は 日本の里100選に選ばれている絶景地です
しかし傾斜のきつい農地に野菜を栽培することは 優れた知恵がなければならないことも伝わってきます
長野県・遠山郷 「命水」 下栗の里へ向かう途中の出会い