PS3の命運を握る「みんなのGOLF5」初週18万本、本体は4万台、他

▼PS3「みんなのGOLF5」初週18万本


■Wii：「マリオパーティ8」
■PS3：「みんなのGOLF 5／本体同梱版（60GB）」

話題作が目白押しの先週新作。
トップを獲得したのは、Wii「マリオパーティ8」。
初日の約10万本から3倍近い伸びを見せて約28万本を販売、
同シリーズで過去最高の出足となった。
「マリオパーティ8」に合わせて多めに出荷されたWii本体への
牽引効果は意外に低く、販売台数は前週並みの約7万台に止まった。

一方、「マリオパーティ8」と互角の勢いで飛び出した
PS3「みんなのGOLF5」も好調、初週販売本数は約18万本で、
「ガンダム無双」を抜き、PS3用ソフトの初動記録を塗り替えた。
週明けの時点で消化率は5割程度まで上がっており、
夏休み中は安定したセールスが期待出来そうだ。
しかし、ソフトを同梱した「ビギナーズパック」を含む
PS3本体の販売台数は約4万台と、
期待されたほどの牽引効果は見られなかった。
ちなみに、「ビギナーズパック」の消化率は4割程度とのこと。

▼DS「太鼓の達人DS」好調も不具合で急ブレーキ


■DS：「すばらしきこのせかい」
■Wii：「機動戦士ガンダム MS戦線0079 メモリアルディスク付き」
■PS/PS2/PSP：「メタルギア 20th アニバーサリー」

初日から好調に推移していたDS「太鼓の達人」だが、
本日、バンダイナムコより正式に不具合の発表があった。
登録出来るキャラクター3名全員が「ふく」と「ぼうし」を着せると
進行不能に陥るという深刻度Aクラスのバグ。
これにより、8月下旬に予定されていた追加出荷は白紙、
9月中旬から良品交換開始となった。
年末商戦期にバグを出したセガの「ぷよぷよ！」に続き、
タイミング的に最悪なチャンスロスとなってしまった。
初週販売本数は約9万本で、シリーズ歴代2位の好記録だったたけに
非常にもったいない。

他の新作から1日遅れの27日発売であった
DS「すばらしきこのせかい」は初週で約8万本を販売、
消化率は4割程度と微妙なライン。
限定のソフト同梱本体も未だに残っているショップが多く
ソフト単品は週明けから若干の値崩れも始まっている。

360ユーザー期待の「オブリビオン」は約4.5万本。
日本市場を意識して投入された
「トラスティベル」を僅かに上回る好スタートを切った。
洋ゲーファンの多い360ユーザーがメインターゲットとなっているため、
本体を大きく牽引した「トラスティベル」とは異なり
360本体の販売台数は通常週より微増の約4000台。
これはまぁ、仕方あるまい。

その他の新作では、購入者の反応がすこぶる良い
Wii「機動戦士ガンダム MS戦線 0079」、
発売直後より早くも相場が下落傾向にある
PSP「GTA リバティーシティ・ストーリーズ」が約4万本前後、
PS2「パチパラ14」、「メタルギア 20th アニバーサリー」が約2.5万本、
PS3「湾岸ミッドナイト」が2万本弱、
PS2「一騎当千」、DS「まめゴマ」が約1万本、
Wii「ぷよぷよ！」DS「資格検定DS」が約5000本、
PSP&DS「スーチーパイ3」が約2000本など。


■Wii：「デューイズ アドベンチャー 水精デューイの大冒険」
■Wii：「ギルティギア イグゼクス アクセントコア」

Wiiの「水精デューイの大冒険」「ギルティギア」は、
DS「一度は読んでおきたい日本文学100選」や
DS「ビズ起業道」にすら届かず約1000本の大惨敗を喫した。

「水精デューイ」を2面あたりまでプレイした感想は
「良い点も悪い点も「エレビッツ」と同じ」。
このチーム、アイディアは良いのだが細部の詰めが甘いのだ。
テストプレーヤーの腕が良過ぎて、
一般人のレベルがわかっていないのではないかと思う。
とにかく、デューイの操作にストレスが溜まり過ぎる。
特殊な操作を採用したアクションは、ある程度までなら
イライラと面白さがブレンドされ、上達する楽しさを味わえるものなのだが、
「デューイ」の場合は明かにイライラが勝ってしまっている。
グラフィック、演出は文句なしなだけに惜しい。

最後に本体関連。
DS Liteは約16万台、PSPは約3万台と
夏休み開始で需要の拡大している携帯用機が相変わらず好調。
上記で述べた通り、Wiiは約7万台、PS3は約4万台、Xbox360は約4000台。
PS2は約1.5万台となっている。

▼米大手メーカー「ACTIVISION」が日本市場へ参入

「コール・オブ・デューティ」や「トゥルー・クライム」など、
数々のヒット作を送り出している米大手ゲームメーカー
「ACTIVISION／アクティビジョン」が、日本市場へ参入することとなった。
海外の大手メーカーといえば、EAが日本での規模を縮小したり
アイドスが日本から撤退したりとあまり良い話を聞かないのだが
アクティビジョンがどのように日本市場で存在感をアピールしていくのか
その手腕に期待したい。

▼PS2「ゴッド・オブ・ウォー2 終焉への序曲」10月25日発売

【関連記事】PS2「God of War 2／ゴッド・オブ・ウォー2」発売決定？

以前もほぼ確定情報としてお伝えしていた通り
PS2「ゴッド・オブ・ウォー2」の日本版発売が正式に決定した。
前作の廉価版リリースから約1ヶ月後の10月25日。

「かーずSP」から夏の特大号。「まじカル！2007」は8月19日発売、他

▼「まじカル！2007」は8月19日発売

いつもお世話になっている「かーずSP」の管理人、
かーず殿の呼び掛けにより、同人誌史上、
他に類を見ないほどの超豪華本が完成した。

桃井はるこ氏の巻頭カラーグラビアから「アキバblog」との対談、
人気同人作家「GUNP」のインタビューなど
メジャー誌も真っ青の企画に始まり、
「かさぶた。」「カトゆー家断絶」「ゴルゴ31」「皇帝φ機構」
「Re：戯言」「ゲーマーライフ」（五十音順・敬称略）他、
ゲーム・アニメ系サイト・ブログの管理人が多数参加した
テキスト集など、200ページを超える大ボリュームで発売される。

販売形式は、
8月19日（日曜日）の夏コミ会場、東ポ-16aか、GUNP 東Ａ-74a。
一般販売は、メロンブックス、メッセサンオー、とらのあな（予定）。

恥ずかしながら、かーず殿にお声をかけていただいたので
私もこっそりと片隅に参加させていただいた。
大手様に並べて掲載していただけるような
記事が書けているとは到底思えないのだが、
まぁ枯れ木も山の賑わい、ということで。
私が提供させていただいた記事のタイトルは「加齢なるゲーム人生」。
「華麗」の誤変換ではなく、間違いなく「加齢」である。

もっと詳しい内容、および参加者については
「かーずSP」内の告知ページをご覧いただきたい。

●告知ページはこちら。

▼7月度ヒットランキング

当BLOG経由で予約していただいた商品の発送数をランキングにしてみた。
集計期間は7月1日より7月30日まで。


1位■DVD：「秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX」
2位■DVD：「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX DVD-BOX」
3位■DVD：「世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション」
4位■DVD：「悪魔のいけにえ コンプリートエディション」
5位■DVD：「天元突破グレンラガン1」

トップは、「秒速5センチメートル」。
3位に「世界最速のインディアン」4位に「悪魔のいけにえ」が
ランクインしたのはお勧めした私としては嬉しい限り。
次点は「コードギアス 反逆のルルーシュ volume07」。


1位■GC：「ガチャフォース」
2位■PS2：「メタルギア 20th アニバーサリー」
3位■Wii：「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」
4位■Xbox360：「The Elder ScrollsIV：オブリビオン」
5位■DS：「どきどき魔女神判!」
6位■PS2：「ウルトラマン ファイティング エボリューション 3」
7位■DS：「探偵 神宮寺三郎DS いにしえの記憶」

ゲームは7位まで紹介。
「ガチャフォース」「メタルギア」が3位以下に大差をつけて
ぶっちぎりのワンツー。4位の「オブリビオン」も大健闘。
「ウルトラマン」「神宮寺三郎」は予想以上の人気。
次点は生産の完了した「プリペイドカード5000+クラコン」。