忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
*当サイトは商品やサービスへのリンクにアフィリエイトを使用しています。

Netflix「トークサバイバー」”面白い”が”おもろい”を超えた日、他

2022年03月17日 | 瓦版


▼開催中(予定含む)のセールまとめ

<Amazon>
開催中★Kindle書籍 初めての購入で70%OFF(割引額3,000円まで何冊でもOK)
開催中★夏のレジャー・アウトドア特集
開催中★子育て応援 セール・キャンペーン
発売中■防災:防災グッズ 関連商品一覧

<楽天>
開催中★毎朝10時更新 24時間限定タイムセール
随時更新★楽天kobo 開催中のキャンペーン一覧
随時更新★楽天kobo 開催中のセール一覧
発売中■防災:防災グッズ 関連商品一覧



▼Netflix「トークサバイバー」”面白い”が”おもろい”を超えた日


配信中■邦バラ:Netflixオリジナル|トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜

3月8日から配信開始になったNetflixオリジナルバラエティ「トークサバイバー」が快進撃中だ。
開始からすぐさま視聴数ランキング1位を獲得し、現在もトップをキープしている。
韓国ドラマが上位の大半を埋め尽くす韓国コンテンツ無双が吹き荒れるNetflixにおいて
ドラマでも映画でもなくバラエティが1位を独走というのは、これまで見たことのない光景だった。

本作の企画演出・プロデューサーを務めたのは佐久間宣行
テレビでは「ゴッドタン」の演出・プロデュースが一番有名なところだろう。
2021年4月にテレビ東京から独立してフリーとなったばかりなので
企画がスタートしたのはおそらくそのあたりではないかと思う。

「トークサバイバー!」の基本形は、無駄に金をかけた大作ドラマ+トークバラエティで、
佐久間氏が手がけた映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」を軸に
「すべらない話」をミックスし、「相席食堂」のように外野からノブが突っ込みを入れるという
バラエティの幕の内弁当的な作り。
「テレビ千鳥」では大悟がノブに芝居をさせていたが、
「トークサバイバー!」では大悟が芝居をし、ノブがツッコミを入れるという
真逆の立場になっている点も面白い。

ドラマパートに出演する俳優陣は、東出昌大、間宮祥太朗、髙橋ひかる、森永悠希、岡田浩暉など。
ノブと共にドラマの成り行きを見守るのは滝沢カレン、トリンドル玲奈、佐藤栞里。

そして肝心のトークバトルに参加する芸人は、大悟(千鳥)、劇団ひとり飯尾和樹(ずん)、
峯岸みなみ、塚地武雅(ドランクドラゴン)、板倉俊之(インパルス)、田中卓志(アンガールズ)、
ケンドーコバヤシ、岩井勇気(ハライチ)、向井慧(パンサー)、森田哲矢(さらば青春の光)、
吉村崇(平成ノブシコブシ)、狩野英孝、ヒコロヒー、渡辺隆(錦鯉)、とにかく明るい安村、
小宮浩信(三四郎)、イワクラ(蛙亭)、アンミカ、伊藤俊介(オズワルド)、サーヤ(ラランド)、
春日俊彰(オードリー)、近藤春菜(ハリセンボン)。
皆それぞれに面白かったが、特に私好みだった5人を太字にした。

参加メンバーを見て真っ先に感じるのは、選出された芸人のバランスの良さ。
Amazonプライムビデオの看板コンテンツである「ドキュメンタル」などを見ていると
出演している芸人の大半が吉本興業所属であり、制作も吉本、MCは松本人志という
「吉本興業の単独制作&一社提供」といった雰囲気。
しかし「トークサバイバー!」は、劇団ひとりは太田プロ、狩野英孝はサンミュージック、
飯尾は浅井企画、ドラドラ塚地は人力舎、峯岸はプロダクション尾木、
アンガ田中やハライチ岩井はナベプロ、三四郎小宮はマセキ芸能社、
オードリー春日はケイダッシュ、さらば森田はフリーなど、
事務所のパワーバランスが非常にうまい具合に取れている。
強いていうなら吉本勢が多いが、芸人の総数比率で言えばこんなものだろう。
佐久間氏が「ゴッドタン」で培ってきた人脈がキャスティングに活かされていて
参加者が皆楽しそうなのが伝わってくる。
事務所がバラバラになるということは、笑いの特色も様々ということ。
異なる持ち味が集まることによって、化学変化はより起こりやすくなる。
編集により選別はされているのだろうが、披露されるエピソードはどれもクオリティが高く、
やや下ネタが多いなと感じると「もう少し爽やかなエピソードはないですか」と
ドラマパートに出演している髙橋ひかるが言って軌道修正が行われたりと
佐久間氏がリアルタイムに指示を出しながら進行しているのが分かる。

意識したわけではないだろうが、「トークサバイバー!」の長所は
「ドキュメンタル」や「すべらない話」の短所を潰して出来上がっているように感じる。
松本に「おもろい」と思わせれば勝てる、吉本芸人達の繰り広げる
「松本さんに認められたいフェス」でしかない「ドキュメンタル」や「すべらない話」と違い
「トークサバイバー!」は純粋に面白い話をした人が次のステージに勝ち進めることが出来る。
ジャッジするのは視聴者の視点を持つ佐久間氏なので、脱落者の選定が妥当で納得感が強い。
「ああ、今年は●●を売り出したいんだな」と事務所の意図が透けて見える展開がないだけで
ここまでスカッと笑えるものだったのかと思い出させてもらった気持ちだ。
排泄物や下半身露出の乱舞を見ながら「コイツらアホやろ、おもろすぎて苦しい」と満足げな
松本の考える「おもろい」を、多国籍軍的なメンバーで生み出した「面白い」が
軽々と超えていった瞬間を、「トークサバイバー!」に見ることができる。
ハリセンボン春菜やパンサー向井など、きっちり爪痕を残した吉本芸人は
古い体質のまま肥大し過ぎた吉本(松本)特有の「おもろい」を
「面白い」に変える救世主と言えるかも知れない。

「ゴッドタン」の「マジ歌選手権」で毎回トリを務めている劇団ひとりはさすがの貫禄だった。
佐久間氏もおそらく守護神的な意味でキャスティングしたに違いない。
もし第2シーズンがあるなら、「マジ歌」のレギュラーメンバーである、
おぎやはぎ、東京03、バナナマン(ヒム子)、フットボールアワー後藤なども参加して欲しい。

Netflix「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」は配信中。



▼楽天モバイル受付中



受付中★楽天モバイル Rakuten 最強プラン 新規申し込み受付中



★しのびんのほしいもの&いつか買うリスト


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Switch「モンスターハンター... | トップ | 映画「スパイダーマン ノー・... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

瓦版」カテゴリの最新記事