忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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いま東映がアツイ!その1:映画「犬鳴村」清水崇の原点回帰

2020年03月11日 | 作品紹介(映画・ドラマ)


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▼いま東映がアツイ!その1:映画「犬鳴村」清水崇の原点回帰


公開中■映画:犬鳴村

相変わらず東宝の一強が続いている邦画界ではあるが
実は今、東映がかなり面白いことになっている。
「仮面ライダー」と「プリキュア」頼みだった路線からの脱却を模索し
2018年に公開された「孤狼の血」では東映黄金期のノリを復活させて映画賞を席巻。
昨年は「翔んで埼玉」がミラクルヒットとなって話題を集めた。
クオリティ面においても「閉鎖病棟 -それぞれの朝-」「カツベン」
良作を立て続けに送り出していて、東映の株主券を持っている私はホクホクなのだ。
(数年前までは、持っていても使える作品がなくて困ることが良くあった)


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「孤狼の血」の成功に自信をつけたのか、東宝の後追いを止めた東映は
監督本来の持ち味を最大限に引き出した作品を企画・制作している。
今回紹介する「犬鳴村」もそんな1本。
「犬鳴村」は「呪怨」シリーズを手掛けた清水崇監督が
九州に実在する日本最凶の心霊スポット・旧犬鳴トンネルにまつわる
エピソードをベースに作ったホラー映画。
地図から消された村“犬鳴村”の謎に迫るヒロインは「ダンスウィズミー」の三吉彩花。
共演は坂東龍汰、古川毅、宮野陽名、大谷凜香。
累計11億円を突破し、現在も安定した稼働が続くロングランとなっている。

清水崇といえば「呪怨」なのだが、
ハリウッドまで行って成功を収めた後からは迷走が続いており
実写版「魔女の宅急便」に手を出してみたり、
海外で超C級ホラーの「7500」を撮ってみたりしては撃沈していた。
そこに舞い込んだのが、心霊スポットを題材にしたホラー。
ヒットに気をよくした東映は早速シリーズ化を決定し
第2弾の候補地も既に決定、今夏にもクランクインするという。

本作は都市伝説系のホラーを題材にしながら、若年層に媚びた作りではない。
古くからの言い伝えにヒントが隠された横溝正史シリーズのような世界観と、
いわく付きの土地に地縛した怨念を祓うという展開は
”Jホラー”と呼ばれるずっと前からの日本の恐怖映画の王道。
清水監督が得意とする時系列をバラバラにした章仕立てでもないので
ストーリーもわかりやすく、ちょっと長めのお化け屋敷映画といったところ。

「呪怨」で観客を震え上がらせた手法もいくつか再利用されているが
さすがに「呪怨2」から17年も経ったので、時代が一周してマンネリ感は薄め。
昭和ホラーの世界観を平成ホラーの名監督が令和に蘇らせるというのは
3つの時代を生き抜いてきた私にはなかなか胸熱だった。

土地にまつわる恐怖を描いた「残穢」のように、
もっと徹底的に日本特有の”土臭い怖さ”を掘り下げても良かった気はするが、
最後の最後で伽倻子的な挙動のキャラを出してしまったのは残念。
そこはぐっと我慢すべきだった。
同時期に公開された「シライサン」と被る部分も多かったので
いつの日か「●●(次の舞台)meets シライサン」的な豪華競演を希望。
既に次回作も決定しているとのことなので、
ストーリーの厚みをアップして、恐怖演出は3倍増でお願いしたい。
巷では色々と言われているようだが、私はゲラゲラ笑いながら楽しめた。
清水崇はこうでないと。

映画「犬鳴村」は現在公開中。


余談
村民が受けた仕打ちは不憫ながら、犬を喰らうような村は
水没してしまえと思った愛犬家の私なのであった。



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