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▼たつき諒の予言コミック「私が見た未来 完全版」関連の記事にアクセスが集中している件
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気象庁より巨大地震注意が出てからの数日、なぜか当BLOGへのアクセスが増えていて
何が起こったのかとページ毎のアクセス数を見てみると
たつき諒の予言コミック「私が見た未来 完全版」について書いた2本の記事へのアクセスが増えていた。
天災が起こると、匿名掲示板やTwitterで「ここに予言していた人がいたぞ!」と騒ぐ人が現れるのは
もはや恒例の行事なのだが、今はYouTube、Tik Tok、Instagramまでツールがあり
それぞれの視聴者に向けてそれぞれに情報を発信する人がいるため、昔より拡散力が上がり
著名人よりは身近な人が発信することで、信ぴょう性が高いと感じる若者も増えたような気がする。
本作が再注目されたのも都市伝説系のインフルエンサーに取り上げられたのがきっかけで、
2011年の震災が予言されていたと話題になり再販へとつながった。
さらにこの「完全版」では、2025年7月に「本当の大災難がやってくる」とされており
2000年を迎えても消えなかった終末思想の残り火が、南海トラフへの不安と相まって
2021年の再販から3年を経て、3度目のブームになりつつあるようだ。
検索から辿り着いた方も多そうなので、当BLOGで取り上げた
「私が見た未来 完全版」関連の記事を時系列順に再掲しておいた。
一部修正してはいるが基本的には同じ内容。
「私が見た未来 完全版」2021年7月17日に発売
たつき諒の伝説の予言漫画が復刻。
本作は漫画家を始めた頃からしばしば見るようになったという
著名人の死や災害の予知夢をコミックにしたもので、
1994〜98年に雑誌「ほんとにあった怖い話」「恐怖体験」上で掲載されていた。
朝日ソノラマよりコミックス化された後、たつき氏は漫画家を引退。
ここ数年で都市伝説系のYouTuberが相次いで本作を紹介し
少し前には「やりすぎ都市伝説」でも紹介されていたのでご存知の方も多いのではないか。
これまでに的中した予知夢もさることながら、今後来るとされている災害がどうなるのか気になる。
<メインコンテンツ>
・漫画「私が見た未来」
・「夢日記完全版」----たつき先生がこれまでに見た予知夢の全てを完全解説
・早ければ2021年の8月に現実化する「富士山大噴火」の予言と防災対策
・早ければ2026年6月~9月に現実化する「神奈川大津波」の予言と防災対策
<サブコンテンツ>
・漫画「白い手」(先生の漫画家としての最後の作品)
・漫画「縁の先」(先生の身の回りで起きた不思議体験の話)
・「不思議探偵社」に寄せられた読者の不思議体験談
・あとがき
私は「ノストラダムスの大予言」の洗礼を受けた世代なので、こういったものには目がないのだ。
買います。(楽天ブックスで予約した)
たつき諒「私が見た未来 完全版」自己探求と自己暗示の錯綜で生まれた大予言
たつき諒の伝説の予言漫画が「私が見た未来 完全版」となって10月2日より復刻・再販された。
Amazonの書籍部門でもベストセラーランキングの上位にランクインするなど
都市伝説系のYouTuberや「やりすぎ都市伝説」などで紹介されたこともあり大ヒット中。
私も楽天ブックスで購入。
「ノストラダムスの大予言」のブームをリアルタイムに経験した世代だけあって
この手の本が大好物な私は、お気に入りの菓子を少しずつ食すようにゆっくり数日かけて読んだ。
Amazonのカスタマーレビューで書かれている「拍子抜け」「騙された」といった(低)評価は
もっと明確な解説を期待して買われた方なのだろうと思うがちょっと待ってほしい。
そんな真面目な予言書だと思って買ったのか?
と問いたい。
天災が起こった後にどこからか上がってくる謎のTwitterアカウントの予言ツイートや
匿名掲示板でしばしば取り沙汰される「未来人」を名乗る書き込みなど
世の中には怪しい話がWi-Fiの電波ぐらい飛びまくっていて、それらの多くは愉快犯でほぼ間違いないだろう。
しかし、100%全てが戯れ言だと断定するだけの確証も持ち得ない私たちにとって
「数%は本物かも知れない」という一抹の不安と淡い期待の入り混じった感情が
占いや予言、心霊現象といった『不確かなもの』への興味へと繋がっている。
心霊写真や映像の多くは人工的に作られた偽物か偶然の産物か単なる勘違いだろうが
「これはもしかして本物では?」と感じるコンテンツも極稀にあって、
その出会いを期待して、90%以上の紛い物をフェイクと承知した上で楽しんでいるのだ。(だよね?)
年齢と共に多少の分別もついてきた私でも、超常現象の全てを「あんなものはフェイクだ」と
コキおろすような無粋な真似はしたくないし、少しのファンタジーはあったほうが楽しい。
「私が見た未来」は、幼い頃に読んだとても懐かしい、罪のない「戯言本」の一種であって
それ以上でも以下でもないというのが、読後の素直な感想だった。
本作の前半は、たつき氏が漫画家を始めた頃からしばしば見るようになったという
著名人の死や災害の予知夢をコミックにしたもので、
後半は予言とは無関係の、たつき氏が過去に発表した短編が8作収録されている。
予言のみを期待した人にとっては、平たく言えば上げ底仕様なのだが、
魔夜峰央の初期の「パタリロ!」の巻末に怪奇モノの短編が掲載されていたようなもので
これはこれで世に発表された作品数が多くないたつき氏の傾向を知る上では貴重とも言える。
私が最も興味深かったのは、たつき氏が当時描いた夢日記を読み返して回想・検証した追記の部分。
デジャヴ現象の大半は、実は実際に見聞きしたことを単に忘れているだけと
チコちゃんか何かで見たことがあるのだが
心理学的にも健常者の2/3は何らかの形で経験しているほどポピュラーなものらしい。
かくいう私も何度となく経験がある。
たつき氏の夢日記には何年も先の未来を見た(と思っている)部分と
単なるデジャヴが混在していて、そこを探るためにご自身の手で夢判断などを調べたりしている。
こういう夢はこんなことを暗示しているといった解説を元に夢の内容を整理・推察していくあたりが
偉大な預言者然としていなくて好感が持てる。
我が身に起こっている謎を解明したくてあれこれ調べているだけなのだ。
最初は「夢の示す意味を知りたい」と自己探求で動いていたたつき氏が
俄かに沸き起こった「私が見た未来」ブームに他ならぬ自身が乗せられて
「その気になってしまう」ところまでストレートに描かれているのは驚いた。
意識して描いたのか、本気でそう思っているのかはご本人にしかわからないことだが
最初の頃はオロオロしていた新米占い師が、終盤にはノストラダムスよろしく
「世界を救うための提言」をする偉大な預言者になっているのは凄い。
NHKの「ねほりんぱほりん」で母親が教祖になってしまった娘が登場していたが
ただのお母さんが教祖になっていく様子を間近で眺めるようなスリリングさがこの本にはあって
2025年7月に本当に大災難がやってくるのかはもはやどうでも良くなるレベルに面白かった。
たつき諒「私が見た未来 完全版」は現在発売中。
★しのびんのほしいもの&いつか買うリスト
それ位の感じで付き合う分には良いのですが
のめり込み過ぎで盲目的信じ込んでしまうと本当に
自分と周りを不幸にするだけなんですよ。
幼い頃からの友人をこれのせい関係が終ってしまったので....
>のめり込み過ぎで盲目的信じ込んでしまうと
>本当に自分と周りを不幸にするだけなんですよ。
コロナのワクチンだとか、なんでもそうですよね。
世の中が不安定になるときほどオカルトや心霊は
もてはやされてきたような気がします。
適切な距離を見誤ると厄介になることも多いので
話半分どころか、話一割くらいの気持ちで
この手のコンテンツは受け止めて欲しいなと思います。
オカルトを徹底的に論破するこのサイト↓面白いです。(特に初期の頃の話題が。テレビ局はやっぱ自称超能力者とグルになっていたんだなと)
https://www.nazotoki.com/watashi-ga-mita-mirai.html
勿論このサイトが全て正しいかも分かりませんが・・・。
リンク、読みました。
大変面白かったです(笑)
というか、戯言本にここまでの労力をかけて
検証するっていうのもすごいなあと感心したり。
私は「TVタックル」で韮澤さんと大槻教授が
「UFOはいる・いない」で大喧嘩してるところを見るのが好きで(笑)
ああいうバドルが今はWebで行われているんですね。