さよならを重ねても

「彼氏が地方に転勤になってね、付いていこうと思って・・・」



そう言って懇意にしていた女性は去っていきました。

まさか好きな人がいたなんて露程も知らず、マンガみたいな展開ｗ

その人とは、一時疎遠になったけどここのところ連絡を取り合うようになって、

なんでも話せる、素の自分を見せることができる貴重な人でした。



もっと仲良くなりたかったというのが本音だし、もう二度と会うことはないと考えると寂しい。

ただ、その女性が幸せに少しでも近づくことができるなら、こちらの寂しいとか悲しいなんて不意味。

そうなんです。恋愛に限らず、人間関係なんて常に一方通行なものです。だから不意味でいいのです。

しかし、「さようなら」という切なさは何度経験しても慣れることはありません。



現実は酷い。でも、一瞬夢を見ることができた。今の自分にはそれが嬉しかった。