はい、行ってきましたよ
飯島真理のコンサートへ!!
会場のHakujuホールは、渋谷区富ヶ谷という場所にあるのですが、トウキョウの東の隅っこに住む人間から言わせると、
げっ! 気取ったヤツらが闊歩するゲスな街だ!!
と、変な先入観を持っていたのですが、周辺を散策してみると、最寄り駅の代々木公園や代々木八幡の周辺は下町風情漂う(拍子抜けするぐらい)ごくごく普通の街でした。地元には商店街もあるし、渋谷・新宿など大きな街も近いし、目の前は神宮の森があるし、都内で住むのなら最高の場所なんだろうなぁ~って思いました。
家賃はバカ高いでしょうがねw
そんな自分は、原宿から井の頭通り沿いを歩いて、会場まで。
まあ原宿なんてところは大した街じゃございません。
駅備え付けのゴミ箱なんて、無残に散らかり放題だったし。駅であんなきったねぇー風景は久々に見ましたね。
原宿駅からすぐ近くの神宮の森。
さすがに大きな森になっているだけあって、涼しかったなぁ。木陰だったからかもしれないけど、湿度もあまり感じることもなく。こういう場所で、ジョギングなりサイクリングなりデートなりをしてみたいねぇw
そういえセミが鳴いていました。自宅周辺には未だにその声を聞かないけど、ここにはいるんだ~。
原宿駅から歩くこと15分。会場のHakujuホールに到着。
画像からはよく分からないかもしれませんが、外観はいわゆる“コンサートホール”って感じは全くありません。普通のちょっと大きめの商業ビルっていう雰囲気で。
1階ロビーには相当の数のお客さんが来場していました。さすがにキャリア30年近くの飯島真理さんのファンだけあって年齢層は高め。オシャレさんもいれば、そうじゃない方もいたりして、そういう場に慣れていない自分からするとちょっと安心w
ホール内は、舞台の上にピアノが一台あるだけのシンプルなもの。Hakujuホールそのものが少人数で行うクラシックコンサートがメインみたいですからこんなものなのでしょうか。客席は300席ぐらいかな。
ふと思いました。
一人5700円、それが満員と仮定して300席。1日だけの2回公演。
ホールの使用料・コンサートスタッフへの手間賃・衣装代・ロスからの交通費などなど鑑みると、真理さん自身の手元に残るお金ってそんなに多くないんじゃないかな、いやむしろ赤字じゃないか、って思うのです。もちろん、CDやグッズの販売とかもあるし、アメリカでたった一人でやっているプロミュージシャンが赤字になるようなことをやるとも思えないのですが、なんか心配になるというか。
こちらが案ずることはないですがね。。。。
そんでもって、公演スタート。自分はかなり後ろの席だったのですが、ホールが程々の広さだったでの全然問題なし。むしろ会場全体を広く見渡せてよかったぐらい。セットリストは、公式サイトで後々アップされると思うのでそちらを見てね。
知っている曲は実のところ2~3曲ぐらいしかなかったのですが、知らない曲でも存分に楽しめた。てか、曲の情景が浮かび上がっている様々なラブソングは、かえって知らないほうが心に響きます。MCも面白かったなぁ。驚いたのは、ニコニコ動画をよく見ていること。ニコニコ動画は見たことないので詳しくわかりませんが、書き込みもするとか。「今北」とかw
さらに驚いたのは、バレエを披露してくれたこと。たしかに引き締まった身体をしていました。
コンサートは、「昼の部」「夜の部」の2回公演ですが、実質的には昼・夜で一対みたいな構成らしいです。自分はお金の関係で「昼の部」のみの参加でしたが、来年以降行くことがあってお金に余裕があるのなら、昼も夜も行きたいところです。
さてと。
ここまでだと「コンサートに行ってきますた(・∀・)」で済むのですが、今回の目的は自分自身への試練というべき十番勝負。
具体的に言うと、飯島真理さんから直接サインをもらって、握手をしてもらうということ。
サインと握手なんてだれでもできるじゃないか、と思う人もいるかもしれませんが、自分の場合は極度の小心者で過去においても好きなアーティストを目の前にしても、ビビリまくってサインどころか近くに寄ることもできませんでした。
「それじゃいかん!」
というわけで、勇気を思いっきり絞って(絞る出すほどないけどさ)コンサート後の握手会に参加したわけです。
結論から言うと、あっさりサインをもらって、握手もしてもらいました。
なんだね、「案ずるより産むが易し」という言葉通り。ビクビクしていた自分がバカみたいでしたよw
ちなみに、直接感じた真理さんの印象なのですが、もっと“スター!”って感じの人だと思っていたのですが、とっても気さくでフレンドリーな方。日本人なんだけど、アメリカ人的な陽気があるというべきかな。そして、話す言葉は端々にキレがあって、滑舌の悪すぎる自分は見習いたいですね。
今回のアルバム(EP)のタイトルが『2 Seconds of Infinity』。握手してもらった時間は、恐らくそのタイトルよりも短い時間でしたが、触れた手の感触は華奢の手ではなく、言葉は悪いですが結構“ごっつい手”でした。ただそれは、長いキャリアとアメリカでの生活、諦めることなく自分自身と向い合い生き抜いてきた『強い人間の証明』のように感じました。
簡単に言うと、見せかけの上辺だけじゃない、正真正銘のリア充の手なのでしょう。
偉そうなことを書きましたが、そういう方からちょっぴり力をもらえば、自分もリア充に近づくことができることでしょう。たぶん……?
長々と書いてきましたが、行ってきて良かったです。楽しかったし、考えさせられたこともあったし。(震災を受けて作った曲も披露してくれたのですが、「あぁ~そうだよなぁ~」と思っちゃうこともあったし)
白寿の戦い。当初の目的は達成されたので、勝利ということでねw
※あくまでもここで書かれた内容は、「他人様に読んでもらいたい」という趣旨とは全く異なる「自分自身への備忘録」なので、言葉が足りない部分や意味不明な内容はお許し願います。