いよいよ明日から新しい仕事。
介護やりつつ仕事なんて究極のダブルワーク。給料50万ぐらいもらわないと割が合わないよ。
そう思うと、職業訓練校に通っていた頃はある意味幸せだった。
無職・失業中とはいえお金はもらえたし、気分的にも無職である負い目はなかったからね。
訓練はたしかに大変だった。けど、仕事に比べたら楽チン。水曜は半ドンで土日も休めたしね。
給付金目当てというのもなかったわけじゃないけど、きちんと授業を出ていれば正しい求職活動さw
東京都の場合、入校するには学科試験と面接がある。
学科は過去問が出ているので傾向と対策ができる。国語と数学(算数?)。
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/school/sisetunai/download/index.html
自分は数学検定を受けていたので、数学系は参考書やネットを頼りに勉強できた。
ただ、試験で一番の大変だったのは時間が30分しかないこと。
じっくりと考えている時間なんてない。数学の文章問題は捨てて、漢字の書き取りや基礎的な計算問題のみを優先した。
「え~と、え~と」なんてじっくりやっていたら、あっという間に終わってしまう。
しかしながら、学科より面接のほうが重視されるみたい。
“頑張って訓練を受けて、次の就職に繋げたいです”
みたいな模範解答ができれば問題ないけど、なかには「だれでも入れる訓練校」とバカにして横柄な対応をしたり、あきらかに給付金目当ての人、訓練期間を全うできそうもない人は容赦なく落とされる。実際、自分が入校してから思ったけど、頭の悪い人はいたけど、基本的にみんな実直で真面目な人が多かった。(全員じゃないけどw)
推測だけど、募集人数30人で応募者が40人いても下位10人が落とさることはない。合格ラインに達していればみんな合格。
逆に、募集人数30人で応募者が20人しかいなくても不合格者はいた。これは自分が入試の時に受験者の人数と受験者の顔や様子を確認して、合格発表の時に照らし合わせましたから間違いない。今思えば暇なことをやってたなぁw
もちろん、合格発表後に辞退する人や、入校後もどのクラスでも1割以上の訓練生は辞めていくから、多めに取っているはず。
きちんとスーツを着て、学科もそこそこやりつつ、面接もそつなくこなせば合格できると思う。勝手な意見だけどw
晴れて入校すると、今度は個性的な面々と同じ時間を共有することになる。
どの人も真面目だけど、人生をそれなりに踏まえた人たちが多いから、小さな世界であるけれどカオスな部分も見え隠れする。ただ半年も一緒にやっていると奇妙な友情や連帯感が生まれるから不思議。特殊な環境だから、という言葉では片付けられない雰囲気が醸し出しているからなのかな。単純明快にいえば、同じ道を歩み出す同志といえば分かりやすいのかな??
ともかく純粋な勉強とは違う勉強できた時間と空間だった。
長い人生、こういうエアポケット的な時間を過ごすのも悪くないと思ったな。
できることならば、また何かのコースを受講したいな。決して給付金目当てではありませんよwww
さてさて明日から仕事かぁ。ここは気合を入れる意味でもサンデーでポチるかな。