1頭1頭調べたわけじゃないけど、自分が過去に持った愛馬で、“2歳でデビューを果たし、1勝もあげられなかった”愛馬たちの共通する点として馬体の成長力ということがあります。(ケガで引退とかは別ね)
内蔵面とか目に見えないものは分かりませんが、分かりやすい例でいえば馬体重とか。
リクエストアワーのように、430kg台でデビューして1年後も430kg台なんて、ちょっとダメなパターン。もちろん、4歳以降グーンと成長するお馬さんや、馬体重の変動が少ないお馬さんだっていますから一概には言えません。ただ、紙一重で戦う競走馬ですから少しでもパワーがあったほうがいいですよね。
《愛馬の結果~2014年33R》
リクエストアワー:8月3日 新潟2R/3歳未勝利(芝1600m)
結果:10着
新潟2R・3歳未勝利(芝1600m)単勝7番人気 15.7倍 10着 1分36秒2 上がり34秒9 プラス4kg 436kg
8月3日(日)新潟2R・芝1600m戦に田中勝春騎手54kgで出走、馬体重は前走から4kg増えた436kgでした。レースは中団の外めの位置を追走して進み、スムーズな感じで直線に向きました。外に進路を取って追い込み態勢に入りましたが、さらに外を通った後ろの馬にも次々と交わされていって、勝ち馬と0.9秒差の10着に終っています。
レース後、田中勝春騎手からは「折り合いもついていい感じできましたが、直線に向いたら途端にスッと動ける手応えがなくなっていました。毛艶がひと息でいい頃の出来にはなかったのかもしれません。レース後の上がりで左トモの送りが良くないように感じました」とコメントしています。
また、宗像調教師もキョトンとした表情で、「手応えが良かったのに、直線になったら全然ダメでしたね。このあとは状態をよく確かめておきます」と話していました。
今回も追ってから全く伸びませんでした…。
少し寄られて怯んだ感じもあったように見えましたが、2歳時に見せた勝負根性を見せてくれなかったのが悲しい。また、馬体重ももう少し増えるていると思っていたけど…。輸送のある新潟ではなく、函館・札幌で滞在競馬を試して欲しかったな。ジョッキーのコメント、そして今の状態で今後500万下で戦える実力があるか、ということを踏まえると週内に進退についての手続きが取られることになるでしょう。
このレース内容とは関係ありませんが、ここ数週のクラブの情報も状態の良さを伝えるものでした。でも、現実はそれほど良くなかったのかもしれません。「こんなに状態が良いのに負けたのは実力不足です」と会員に納得させるために布石だったのでは、と変に勘ぐりたくもなります……。