2月27日
このイラストを特別養護施設へお届けして来ました。
私はPCの活用法を何度も取り上げてきました。
パソコンを使う事は事務的な作業では勿体ないと思っています。
何故なら、15年前ならPCを個人で持っている人などほんの僅かでした。
WindowsXPの時代がPCの普及期でした。
特にネット環境はまだ写真を送ることすら大変だったのです。
動画などとてもとても・・・・。
しかし、現在においてもPCはWordとExcelが中心なようです。
PCを一番使用するソフトとしては基本的なものです。
Word、Excelでは、PCをより賢く使うなどとは考えないでしょう。
使う楽しさなど皆無だからでしょう。
「PCあそぼう会」で後輩たちにPCの「遊び」を教えています。
「遊ぶ」それは役に立てることだと考えています。
面白く、楽しく、明るく、ワイワイガヤガヤとやりながら覚えることでしょう。
簡単に覚えられたら少しも面白くなどありません。
難しいからこそ頑張るからこそ腕が上がり面白みが増すのです。
PCは無限とも言えるほど多種多様で深く底なしで際限がありません。
こんなやたらと難しい面白い道具はないと思います。
今日訪問した施設への4年半のお付き合いです。
毎月毎月作品を描いてお届けする、簡単な事でも大変なのです。
「PCあそぼう会」では2年間しかありません。
3年目には卒業してしまうからです。
半年目になる40期生の作品が初めて出品されました。
イラスト描くこともそれはそれで大変だと思います。
しかし、クラブの大きな柱としてイラストは欠かせません。
苦手であろうとも描かなくては訪問する作品はできません。
多少の苦労があってもこれをする大きな価値があります。
PCやってもボランティアに役に立てているのはここだけです。
PC=ボランティアであり、PC=役に立つ使い方、は他とは中身が違うのです。
PCを覚える使う目的をハッキリさせておく必要があります。
漠然と使っていたら目的に到達できないでしょう。
具体的に行動を伴ったPCの使い方こそが実生活に必要だと思います。
特にシニアになってからPCの使い方は尚更です。
今さらレポートや案内状や集計などを必要としないからです。
PCはスマホの携帯性、電話機能には勝てません。
が、PCにはスマホでは出来ない能力があります。
記録する、再利用する、大きな画面で分解・結合・分類できます。
このような意味から、PCができ、スマホが使えることが必要なのです。
「どちらかしか・・・」は何か欠けた状態になってしまうでしょう。