5月 7日
Dell製ノートパソコンを息子に修復して貰った。
高い修理代になるが馴染んだマシンは捨て難いし愛着がある。
何しろ9年ほど使い込んだマシンだ。
お陰でWin7の懐かしいOSでの操作が嬉しい。
時代が進むと古いものが置いて行かれてしまう。
Ms-Dosの時代、Win95、Win98、WinMe、WinXP、
WinVista、Win7、Win8、Win8.1、そして今、Win10である。
一番面白かったのはWin95の新時代のOSだ。
何しろシングルタスクがマルチタスクとなって作業効率が向上したこと。
ソフト間のデーターが相互に使えるようになったこと。
Ms-Dosの時代の体験者ならば誰でもが一番感じたことだからだ。
今更、古い話をするつもりなどない。
古い時代を知るからこそ今の便利さを享受できる満足度は高い。
反面、「出来ればよい」的なルールや手順を蔑ろにする風潮は好めない。
何でもそうだが、「運よく出来た」は実力ではないからだ。
次にやる時、「うまく出来る」確率は怪しいものだ。
「確実に出来る」は「手順に従えば確実に出来る」ことが本当の力だからだ。
大分前の話だが、情報化時代の好事例があった。
確か、「カナダのある老人ホーム」のことをTVで放送していた。
数年前の話なのだがそれを見て感心したものだ。
内容は施設に入っている老人と家族の交流の話だった。
車いすに乗り、案内されたのはパソコンのある部屋だ。
Skypソフトを使って家族との定期的なTV電話だった。
特別なことなどいらない、個室にパソコンが1台置いてある。
微笑ましい家族との会話にTVはこれからの時代を放送していた。
今なら特別ではない、スマホがあれば同じことが出来るから。
なるほど、これなら日本でも簡単に普及しそうだ。
日本では、「できる」が、「やっていない、できていない」現実があるようだ。
施設に入る本人の希望など汲み取れないのでしょう。
日本の家族って仕組みがなくてバラバラになってしまうようです。