4月 9日
昨日アップした記事の動画を見て頂いたでしょうか?
イラストを描くまでの準備が意外と多く必要なのです。
出来てしまえば「な~んだ」です。
イラストを描くファイルが出来ていればこれからです。
基本は図形ですから図形を出して色を付けて組合わせるだけです。
が、一番大変なのは形あるものを分解する目を持つことです。
それを部品として作り色を付けて組合わせる、意外と難しいです。
そのテクニックは結局は定形図形では表現できません。
結局、自由曲線によって自らの手で描くことになります。
理由はありませんが手書きはその人の感性が表現されるようです。
定形図形では角張っていて「さも作られた感」が強いのでしょう。
手書きはぬくもりがあり、優しさや厳しさがその節々に残るようです。
まずは基本となる図形によるイラストです。
チューリップも兜も定形図だけの集合体です。
こちらは自由曲線に定形図を加えたイラストの分解図です。
如何に手書きの部品が主役を占めるのか分かります。
Wordで描く基本的な操作やコマンドを覚えることも必要です。
特に、構図上の組合せに必要な「順序」への理解は欠かせません。
時間があればゆっくり、ジックリひとつづつ作りましょう。
Wordで描く良さは「失敗がない」ことです。
時筆すべきは作った作品や部品が気に入らないこともあろうかと思います。
そんな時、その原稿を直接手直ししないことです。
コピーを取りそれを手直しすることです。
原稿さえ残っていれば比較が出来ますし、後で別な処で使うこともできます。
原稿を直接直してしまうと戻って来ませんよ。
次回から愉しいイラストを描く実践のコーナーです。