『 西国三十三所観音巡礼 』
残すは京都編!
今日は
21番札所 穴太寺
20番札所 善峯寺
15番札所 今熊野観音寺
17番札所 六波羅密寺
18番札所 頂法寺(六角堂)
19番札所 行願寺
を巡る。
-----------------------
『西国三十三所観音巡礼』は
奈良時代に長谷寺を開山した
徳道上人が開創した日本最古の巡礼で
和歌山・奈良・滋賀・大阪
京都・兵庫・岐阜に点在する
33か所の観音信仰の霊場。
まずは、
京都府亀岡市にある
21番札所 穴太寺(あなおじ)
のどかな田園地帯に位置する古刹
ご本尊は「聖観世音菩薩」
33年に一度のご開帳でお前立ちさんを拝む。
ここちいい。
「なで仏」=釈迦涅槃像
お布団がかかっているだけで
親近感がわいてくる。
願いを込めながら
自分の体の気になる部分と
同じところをなでると解消されるという。
祈願後に癒された人々がお布団を奉納される。
お釈迦さまが説いてくださった
この世を心穏やかに自由に生きる秘訣が
今、広まりつつあります。
気持ちええですわ~
このイチョウの木、おもしろい。
次は、
京都市西京区にある
第20番札所 善峯寺(よしみねでら)
ご本尊は 千手観世音菩薩
2021年までは
1月1日~3日と毎月第二日曜日に
ご開帳が行われてきたそうだが
2022年からは秘仏となり
次のご開帳は2028年の予定らしい。
国の天然記念物に指定されている
樹齢600年以上という「五葉松」
北と西に伸びる枝の長さは約37mで
「遊龍の松」と呼ばれている。
お見事!
みんな本当はすでに幸せ。
境内のあちらこちらに秋明菊
かわいいっ!
約3万坪のひろ~い境内。
寺全体が時間をかけて周遊する庭園になっている。
京都の町を一望。
京都タワーも見えた。
きもちがいい。
ぽちょ行。
最後にふたたび豪壮な山門、
かっこいいな!
次は、
京都市東山区にある
第15番札所 今熊野観音寺
ご本尊 十一面観世音菩薩
ご開帳は9月21日~23日で
お前立ちさんを拝む。
もみじも色づきはじめたね~
からの、
第17番札所 六波羅蜜寺
ご本尊は十一面観世音菩薩。
清水寺からわりと近くにあるんだけど
海外旅行者の多さに圧倒される。
に、にほんじん、どこ?
さくっとお参りをすませて
レッドカーペットを歩いて向かうのは
京都市中京区にある
第19番札所 行願寺(ぎょうがんじ)
ご本尊 千手観世音菩薩
秘仏だけど
10月14日~18日まで
特別御開帳とのことで
タイミングよく拝観できた。
彩色花鳥の彫刻が施された
171面の格天井がステキ。
10月18日の観音巡礼の最後は
第18番札所 頂法寺 (六角堂)
修学旅行以来だわ。
飛鳥時代に聖徳太子が創建したという六角堂、
好きだわ。
ご本尊、如意輪観音さん。
六角堂のベンチでしばし休憩。
居心地がいい。
ビルの展望エレベーターから六角堂の屋根を望む。
1~9階まで3往復。
たのしぃ。
頂法寺は
いけばな発祥の地で
華道家元池坊の本拠地。
その家元が代々の住職を継いでいるそうだ。
----------------------------------
今日はよく歩いた。
ただいま、32ヶ寺/33
あと1ヶ寺!
----------------------------------
(2023年10月26日)
今日は最後の巡礼地、
第11番札所 上醍醐・准胝堂(醍醐寺)へ
ここから1時間の登山で上醍醐へ。
「醍醐寺」の寺名の由来となった霊水の醍醐水
上醍醐着。
西国11番札所の「准胝堂」は
平成20年に落雷による火災で焼失。
現在、下醍醐の観音堂に准胝観音さんが安置されている。
もともとの場所というのはとてもいい「氣」が流れいてる。
上醍醐から下山完了。
おっと!
下山時刻11時33分。
最後の巡礼地は33所の11番札所。
下醍醐にある観音堂へ。
准胝観音さまにご挨拶を。
これにて西国三十三所観音巡礼
お・し・ま・い。
やったぁーっ
帰りに宇治にある
「たま木亭」でパンをたくさん買って
ワインでかんぱ~い!
翌日
「長谷寺」&「西国三十三観音巡礼」
開祖の徳道上人さんにもごあいさつ。
楽しい巡礼旅をありがとうございました!
第8番札所の長谷寺は
やっぱりいろんな意味でスゴイお寺!
33所めぐってあらためて実感!
西国三十三所を
徒歩巡礼されている
フランス人のフィリップさん。
外交官として世界中でお仕事され
3年前にリタイア。
現在70歳。
半年フランス、半年日本で暮らしている。
昨年は四国88をめぐり
今年は西国33観音
来年は坂東33観音をめぐるそうだ。
いくつになっても
若々しく元気でいられる秘訣は好奇心だ。
◆カテゴリー◆
・長谷寺の春夏秋冬
・長谷寺の朝勤行
・奈良の自然と触れ合う旅
・奈良の社寺をめぐる旅
・柿の葉寿司を楽しむ会
・チェンライコーヒー
・いったんならではツゥリズム
・いったんのこと
・最近の記事