自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

フォアフット走法を習得するぞ!

2019-03-15 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
最近話題になっているナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」が気になってならない昨今。


そしてアシックスも遂に厚底シューズMETARIDEを展開。

意図していなくても足を前に進めれば常に下り坂を滑るように転げ落ちていく感覚のようで、つまりは、あまり負荷をかけなくても高い推進力を得ることができるということだろう。足首を必要以上にクネクネ曲げ伸ばししないですむ省エネ設計になっているのでエネルギー消費をおよそ5分の1軽減できたというデータもあるそう。ソールの形をカーブ状にすることで足首の動き方をコントロールする働きをもたせているようだ。

とはいえ、ヴェイパーフライもMETARIDEは3万円弱と非常に高価なのですぐに購入というわけにもいかない。さらにはフォアフット走法をそれなりに習得できていなければ無用の長物と化してしまう。将来的には使用してみたいが、今はこれら厚底シューズを使いこなせるようフォアフット走法を習得することが先決だ。(※訂正:METARIDEはヒールストライク走者向きらしいのでフォアフット走法の習得を目指すオレには適さないシューズらしい)


ランニングの走法は着地の方法によって3つに分類される。
①日本人を含めた一般のランナーに多いといわれる踵から着地する『ヒールストライク走法』
②足裏全体で着地する『ミッドフット走法』
③つま先から着地する『フォアフット走法』

①のヒールストライク走法はかかとから着地しつま先に抜けていく。進行方向に対して逆らうように地面に接地するためブレーキがかかってしまい非効率。そのため着地の衝撃が強く膝を痛めやすい上、地面との接地時間も長いため足への負担も大きく筋肉へのダメージも大きくななるということでオレには向かない。

②のミッドフット走法は足裏全体でフラットに着地するため、着地の衝撃を足裏全体で受け止めることが出来るので着地の衝撃を軽減する走法だが毎回フラットに接地するのはかなり難しく、オレには現実的ではない。

③のフォアフット走法はつま先側から着地してその後にかかとが地面につく。かかとから着地するのと違い接地の際にブレーキがかかりにくいため効率的。さらにはつま先側から着地することで足首でも着地の衝撃を吸収できるようになる。そのため膝への負担が分散され怪我もしにくくなる。

足の母指球と小指球を結ぶラインから足を着き始め、足が地面に着いた瞬間に、土踏まずの所がつぶれて体重の負担をうまく逃がしてくれてる。足の裏全体で着地することで足のアーチがしっかりと機能して、脚への負担が少ないランニングができるというメカニズムらしい。



地面との接地時間も短くなるので筋肉へのダメージが少なくなり長く走れるようになるらしいというのもメリットだ。

日頃からフォアフットを実践できるようにNIKE『FLEX 2018 RN』も購入。クッション性がやや乏しいためランニングでは10km程度のランにしか使用はしないが、普段履きとして多用している。元々歩く際の重心は前方だったので違和感はない。

フォアフットがそれなりに習得した暁には念願のナイキ厚底シューズを…と妄想が止まらない(笑)

フェラーリ、開幕戦は『Mission Winnow』ロゴを除去

2019-03-14 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
フェラーリは、2019シーズンの開幕戦であるオーストラリアGPで、チームのタイトルスポンサーであるフィリップ・モリスが進めるプロジェクト『Mission Winnow』のロゴをマシンやレーシングスーツ、ガレージのパネルなどから取り除くことを決定。



フィリップ・モリスの担当者は「ロゴは広告ではないし、当社の製品を宣伝するものでもない」と、その合法性を確信していたらしいが、まだまだタバコ会社への風当たりは強いようだ。一種の偏見のようにすら思えるのは気のせいか…。

亡きタイ国王に敬意を表したヘルメット

2019-03-08 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、グランプリ史上ふたり目のタイ国籍のF1ドライバーとなることを誇りに思っている。



イギリス人の父とタイ人の母との間に生まれ、ロンドンで育ったアルボンだが、彼の国籍はタイ。F1では、彼の前にタイ国籍のドライバーとしてレースに出場したのは、1950年にマセラティのワークスチームからデビューしたプリンス・ビラだけだ。

 アルボンは、「タイ人のドライバーになるというのは、僕にとっては重要な契約だ」と語り「タイ人が最後にF1でレースをしてから長い時間が経っているけれど、みんなが誇りに思ってくれることを願っている」

更には「数年前には、タイでF1を開催するという話があって、F1を開催できるサーキットの用意もあった。タイでレースができれば、素晴らしいものになるだろう」「2020年には、ベトナムがカレンダーに加わる。少なくとも僕にとってはホームレースに近いものになるだろう。そう思いたい」「タイでは、モータースポーツがより大きなものになってきている。今年はその流れをF1に向けてほしいと考えている」とも。

彼の言う通り、タイでは2014年にブリーラムのサーキットがオープンし、2018年には初めてMotoGPが開催された。それゆえ、いつの日かタイでF1を開催することもできるかもしれない。

またアルボンは、タイ王室に敬意を込めて、2019年に使用するのヘルメットのカラーリングを決めたのだという。

アレクサンダー・アルボンが2019年シーズンに使用するヘルメット


「タイでは、王室に対して大きな敬意が払われる。ラーマ9世は、最も尊敬された人物のひとりだった」


「ラーマ9世はたくさんのチャリティ活動を行ったり、労働者階級に向けて多くの取り組みを行ったけれど、2016年に亡くなった。だから僕は、自分のヘルメットに数字の『9』をタイ語で書くことにした。『9』は彼のシンボルのひとつでもあるからね」


「(ヘルメットについて)そのほかにタイと関係あることといえば、自分の名前と一緒にタイの国旗をデザインしている」


ホンダのPUを搭載するトロ・ロッソにアジア人ドライバー。レッドブル・ホンダとはまた違った角度から注目したい。

JPSカラー復活!?

2019-03-03 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
ハースF1の2019年用新車「VF-19」が発表された。




タイトルスポンサーである英国のエナジードリンク会社のRich Energyの色を反映したかのように、黒と金色、銀色を使用。

うぉ~ブラックとゴールドの気品あふれるたたずまいは愛して止まないJPSカラーを彷彿させるじゃねぇか!

見た目だけならサイコーにカッコいいじゃん!2019年ベストカラーだな!

フェラーリはやっぱ赤×黒がいい!

2019-02-27 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
数多くのレギュレーション改悪で近年シャシーは見るも無残な醜い姿でオレのF1離れを加速させているが…それでもF1の新車発表はいつも気になる。

そして去る2月15日にスクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウの2019年ニューマシンがSF90がイタリア・マラネロのフェラーリ本社で発表された。




昨年のSF71Hに比べ黒の配色が増えたことは往年の640シリーズファンだったオレには嬉しい変化だった。

参考までに昨年のSF71H(#7 キミ・ライコネン)




あくまでもオレ個人の意見だが、やはりフェラーリは赤×黒が美しく映える。

●640(1989年)

#27 ナイジェル・マンセル

●641(1990年)

#1 アランプロスト

●641/2(1990年)

#1 アラン・プロスト

●642(1991年)

#27 アラン・プロスト

●643(1991年)

#27 アラン・プロスト

妖艶なる曲線美に強硬な雰囲気の直線的なフロント&リアウィング。余計な空力デバイスのないシンプルで洗練されたシャシー。この頃のF1は心酔するほど美しかった。

KBL衝撃の200cmルール 1年で廃止

2019-02-25 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
導入時から韓国で波紋を呼んだKBL(韓国プロバスケットボールリーグ)の外国人選手の身長を200cm以下に制限するという新ルールが、1シーズンで廃止されることになった。

KBLは今季から外国人選手の身長制限を厳格化。それまでの「外国人選手2人のうち1人は193cm以下」から、「1人は200cm以下、もう1人は186cm以下」に改定。このルール改定によって、昨季KBL得点王に輝いたデビット・サイモン(KBC人参公社)や、プレーオフでMVPに輝いたテリコ・ホワイト(ソウルSKナイツ)らが今季開幕を前に韓国を去っている。

公称200,1cmの全州KCCのチャールズ・ローデスは身長再測定の結果199.2cmだったため2018-2019シーズンもKBLに残留することができた。


それだけにこの新ルールには反対の声も多く、昨年10月の今季開幕後も賛否両論は絶えなかった。スポーツ紙『スポーツソウル』も、「韓国プロバスケ新ルールの功罪」と題した特集を組み、さまざまな問題点を指摘していた。


そんな新ルールが、2月11日に開かれたKBL臨時総会・理事会で廃止されることが決まった。来季からは身長制限が全面廃止されるという。シーズン開幕からわずか4カ月での廃止決定には、韓国メディアも驚きを隠せない。「プロバスケ、選手の身長制限を電撃廃止」(『中央日報』)、「KBL、またしても変わった外国人制度“身長制限を廃止”」などと報じられている。

なぜ突然、身長制限が廃止されることになったのか。

昨今KBLは「リーグ存続の危機」とも言われてしまうほど人気獲得に苦戦している。

KBLの観客数は2014-2015シーズンから右肩下がり。2017-2018シーズンの観客動員数は計75万4981人(KBL発表)で、前年比9.3%も減少。1試合の平均観客数は2796人で、平均3000人未満は1997-1998シーズン以来の出来事だったのだ。

そんななかで韓国人選手の活躍度を高め、スピード感のある試合展開で観客を楽しませようとして設けられたのが身長制限の新ルールだったわけだが、それも効果はなかった。

むしろ観客数は落ち込んでおり、1月20日に行われたオールスター戦などは、観客数が歴代最低の5215人を記録していた。

しかも、同日には“冬の2大スポーツ”と並べられてきたプロバレーボールのオールスター戦が満員を記録していたのだ。この対照的な結果にKBLがショックを受けたことは想像に難くない。

そんな状況を受け、バスケファンからも批判の声が続出。KBLが「ワイド・オープン」をスローガンに掲げ、ファンの意見に耳を傾けることを宣言しているなか、身長制限のルールも廃止することになったと報じられている。

来季からは身長制限がない代わりに、外国人選手の出場時間制限などが厳格化されるというが、KBLは人気を回復することができるだろうか?

F1界にタバコマネー復活

2019-02-22 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
スポンサー不足に悩まされているF1界にタバコマネーが戻ってきた。

かつて伝説のF1ドライバーやF1マシンには必ずと言っていいほどタバコブランドがついてきた。しかしF1界もヨーロッパを中心としたタバコ広告規制の流れは避けられず、ウィリアムズF1がウィンフィールド(Winfirld)との契約を1999年限りで終了、マクラーレンF1は2005年シーズン途中にウエスト(WEST)との契約を終了、ルノーF1は2006年限りでマイルドセブン(MILD SEVEN)との契約を終了、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)も2006年限りでホンダへチームを売却してF1から撤退していた。

ホンダRA106(2006年)#11 ルーベンス・バリチェロ

これまでフェラーリにはタバコのフィリップモリス社がスポンサーを続けてきたが、F1界で最も有名なマールボロのロゴの掲出はされず、白と赤のデザインのみとなっていた。しかし、2018年F1日本GPでフィリップモリス社は新しい『MISSION WINNOW(ミッション・ウィノウ)』という新ブランドを起ち上げ、フェラーリSF71Hのエンジンカウル、ウイング、ノーズなどにはそのロゴが大きく表示されることとなった。

#7 キミ・ライコネン

そして2月11日に発表されたマクラーレンとブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のスポンサーシップは、このフェラーリとフィリップモリス社による新ブランドの広告手法を利用したものだと思われ、同社のプロジェクト名『A BETTER TOMORROW』のロゴが新車MCL34のコクピット横及びフロントノーズに掲示されていた。







技術開発や全21戦もの移動などに莫大な費用がかかるF1だが、タバコマネーがF1から消えてから、それを補うだけのスポンサーマネーが足りていないと言われてきた。

実際、資金不足に悩むチームは多く、名門ウィリアムズやマクラーレンも下位チームとなり、ザウバーやフォース・インディアはF1から消えた。しかし、このタバコ広告規制の“抜け穴”とも言える手法により、タバコマネーがF1に復活すれば、名門復活への道も見えてきそうだ。

一方で、フェラーリの『MISSION WINNOW(ミッション・ウィノウ)』というロゴに関し、オーストラリア当局が調査を開始したと報じられており、開幕戦F1オーストラリアGPではこの問題も人々の関心を集めることになりそうだ。

オープナーは球界の常識になるか?

2019-02-21 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
近代野球における投手のポジションは大まかに「スターター」「セットアッパー」「クローザー」と分類できるが昨年から新たなポジションが加わった。それが「オープナー」。2018年のMLBは大谷翔平とオープナーの年だったとまで形容された。そのオープナーはNPBでも普及するのだろうか?

オープナー(Opener)は、本来リリーフ起用される投手が先発登板し、1,2回の短いイニングを投げたのち本来の先発投手をロングリリーフとして継投する起用法、及びこの際先発したリリーフ投手指す。この戦術は、2018年のMLBでタンパベイ・レイズが初めて本格的に採用し、以降他のチームにも広まっていった。

タンパベイ・レイズは2018年シーズンにオープナーを実験的に採用し、5月19日のロサンゼルス・エンゼルス戦で初めてそれを実行した。その試合でオープナーとして起用された投手はクローザーのセルジオ・ロモ(現MIA)だった。

#54 セルジオ・ロモ

ロモは5月22日と23日にもオープナーとして起用されたが、6月にはクローザーに戻った。しかし、その後もレイズはライン・スタネックやハンター・ウッドなどをオープナーとして起用し、この戦術を採用し続けた。

#55 ライン・スタネック

レイズはオープナーの採用後に平均防御率が減少し、5月19日以降の防御率3.50はリーグ2位の数値であった。オフに主力が抜けたことで、開幕前には苦戦が予想されたチームの最終成績は90勝72敗と大きく勝ち越し、ワイルドカード争いでは3位だった。レイズはマイナーリーグの傘下チームでもオープナーを採用した。

この戦術は他球団にも広まり、6月にはロサンゼルス・ドジャースが先発陣が相次いで怪我をしたため、スコット・アレクサンダーをオープナーとして起用した。その後ミネソタ・ツインズ、オークランド・アスレチックス、そしてテキサス・レンジャーズも9月にオープナーを採用した。9月にアスレチックスがオープナーを実行した9試合(内8試合はリアム・ヘンドリックスがオープナーとして務めた)では、 4勝5敗・防御率1.86を記録した。

#31 リアム・ヘンドリックス

さらにアスレチックスはワイルドカードゲームでもオープナーを採用した。ミルウォーキー・ブルワーズもプレーオフでオープナーを採用した。NLCSの第5戦では先発のウェイド・マイリーが打者1人を抑えて交代し、打者1人で交代した先発投手はMLBプレーオフ史上2人目のことだった。

【利点】
戦術的な利点は、剛速球を投げることのできるリリーフ投手が、初回に当たる上位打順の強力な打者と対戦できることである。その上位打線を抑えれば、次の投手は打力の落ちる下位打線から始めることができる。また、打者は対戦を重ねるごとに球に慣れてくるので、本来の先発投手と上位打線の対戦を減らすことで被打率を低く抑える可能性が高まる。

財務的な観点からは、先発投手に比べて年俸の低い契約を結んでいるリリーフ投手をより多く活用することで投手陣にかけるサラリーを抑えることができる。

【問題点】
この戦術は先発投手の足りない球団がとるいわば苦肉の策で、依然として実力のある先発投手がいる場合には従来通りの継投策の方が優れている。また、先発した投手には勝利・セーブ・ホールド等が記録されず、評価が難しくなり、年俸の低いリリーフ投手の酷使につながることも懸念される。

常に球界の常識を打ち破るような新しいアイデアが続出するMLBには驚かされる。近年では2番にクラッチヒッターを添える、更に遡れば各々打者に対し守備位置を変更するシフト。そもそも投手に関してもスターターが完投という常識に分業制を取り入れたのもMLBだった。

安易なルール変更は反対だが「弱者の戦術」から生まれる奇抜な戦術、更には合理的な戦術としてのセイバーメトリクスは違った角度から野球が見れて非常に学ぶべきところが多い。

NPBでも北海道日本ハムの栗山監督はオープナー導入に少なくても否定的な意見ではないことが報道されている。導入されたら、昔から大反対だった予告先発も形骸化されるだろう。1992年ヤクルトの野村監督が仕掛けた先発・乱橋投手のような奇襲(野村監督曰く弱者の戦術)もオープナーを利用することで2番手投手(本来はスターター)が誰になるかわからず可能になるだろう。

レッドブルRB15

2019-02-20 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
2019年よりPUをホンダにスイッチしたレッドブルの新車RB15が2月13日に発表された。

昨年から施された新車発表時のリミティッドカラー(ラウンチ仕様特別カラーリング)が今年も目をひいた。

わぉ、メチャカッコいいじゃん!

2018年のRB14発表時のリミティッドカラー


1995年からザウバーのスポンサーとしてF1に参戦したレッドブル。参戦時から変わらぬネイビー×イエロー×レッドのカラーリングに見慣れたと言うか飽きた感がある。

レッドブルRB15通常カラー

なので、このリミティッドカラーはとても斬新!可能であればシーズン中もスポットでいいので見てみたい。それぐらい魅力的でアーチスティックな装いであると個人的には思っている。


レッドブルの新たなPUサプライヤーのホンダは2015年、第2期に繁栄を共にしたマクラーレンとのジョイントで復帰したものの苦戦が続き…2017年にマクラーレンに三くだり半を突きつけられた。が、遂にトップチームのレッドブルへのPU供給が今年から開始され、否が応にも今年の動向に注目が集まる。

今年は久々にF1への関心が以前のように強くなるシーズンになるかも。

改悪案続出…

2019-02-15 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
MLB機構と選手会がルール改正交渉を行い、ナ・リーグのDH制導入が選手会側から提案された。一部報道によると機構側は投手交代を減らすため投手が1登板で打者3人以上に投げる(ワンポイント禁止)等の新ルールを提案。選手会は交換として早ければ今季からのDH導入を要望しており、時短を推進したい機構側が要望をのむ可能性がある。ア・リーグは73年にDH制を導入しており、実現すれば46年ぶりに両リーグ同一ルールとなる。(ということだったが、2月9日とりあえず2022年まではナ・リーグのDH制導入は見送り、ワンポイント禁止は今後の検討案として保留となる)

おいおい、マジかよ…?どちらも看過できない改悪案じゃねぇか…。

ナ・リーグにDHが導入されたらマイケル・ローレンゼンマディソン・バンガーナーの豪快なバッティングも見れなくなるじゃねぇか…


#21 マイケル・ローレンゼン


#40 マディソン・バンガーナー

近年採用された大きなルール変更といえばコリジョンルール、ビデオによるリプレー検証(NPBはリクエスト、MLBはチャレンジ)、申告制敬遠四球といったところか。

時間短縮を大義名分にしている申告制敬遠四球は今でも反対。無駄な間(ま)かもしれないが、野球には流れというものがあるので、あの無駄な時間も必要なのである。しかし、正直違和感はかなりあるがコリジョンルールはケガ防止という大義名分がある以上賛同せざる得ない。リプレー検証も…今まで誤審も野球のうちという感覚だったが、設備の進化などにより容易にリプレーを見ることが可能になり公平なジャッジができるようになったと言われれば審判はやりにくいだろうが否定することは難しい。

しかし、今回提案されたナ・リーグDH制導入と投手が1登板で打者3人以上に投げる…言い換えれば「ワンポイント(英語ではショートリリーフまたはスポットリリーバー)禁止」はあり得ない!!!

まず、ナ・リーグDH制反対について。A選手の契約が進まない要因の1つに、DH制のないナ・リーグが強打者の獲得に乗り出さないことが背景にある。労使双方にメリットがありというメリットは重々承知していが、同様にDH制を採用していないNPBセ・リーグがDH制を検討していると耳にしたときも述べたが…2リーグ制を採用しているNPB、MLBはDH制のないリーグとあるリーグ、つまり異なるルールで行われている野球がうまく共存していることで、双方の野球を比較しながら観戦できる。普段DHを採用していないセ・リーグやナ・リーグが交流戦や日本シリーズ/ワールドシリーズでどのようにうまくやりくりするか戦術的な醍醐味があり、その逆もしかりである。それが2リーグ制の最大の魅力であるはず。

ピッチャーが打席に入るからこそ、ドラマが増える。ファンは単に「技術水準の高さ」だけを求めているワケじゃない。早い回に失点を重ねた投手が、なんとかチームに貢献しようと打席で必死に粘ったり、1点が重い試合展開の中で1点を取るために好投の先発を下げるのか、1点をやらないためにチャンスでも先発を打席に立たせるのかといったベンチワークを楽しめる。「投げる」「打つ」だけじゃ、ドラマは生まれない。

そして、あまりにも馬鹿げている「ワンポイント禁止」案。根本的な野球のルールが変わってしまうだろうが?アホじゃないのか?今までワンポイントで球史に歴史を残した偉大なる選手を侮辱しているのか?とすら思ってしまう。

#19 清川栄治


#31 永射保

ピンチの場面において活躍を期待されることの多いワンポイントリリーフを防御率や勝敗だけで評価することは難しいが、こんなに専門性の高い役割を担う投手の投球を観戦するのが最も興奮するひとときである。それをたかだか時短目的だけで廃止するというのは愚の骨頂他ならない。

DH制はもしかしたら近々ナ・リーグでも採用されてしまう恐れがあるが、ワンポイント廃止はさすがに現場から反対の声もあるため早々に採用されることはないだろうが、こんなことが公になる事自体腹立たしい。

多くのルール変更をMLBから輸入してきたNPBにも影響が大いにありそうなので、この件はしばらく注視していきたい。

ネーミングライツによる球団名変更

2019-02-14 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
ヒョンデ球団解体後、2008年に新球団として誕生したKBO「ヒーローズ」は親会社所有の球団ではなく、スポンサー企業からの命名権(ネーミングライツ)料で運営するユニークな方式をとっている。しかし初年度のシーズン途中、ウリたばこがメインスポンサーを外れ、その後はヒーローズとして戦った。2010年からはネクセンタイヤが命名権を取得。そして2019年からはネット証券会社の大手・キウム証券がメインスポンサーとして5年契約を結んだことにより再び球団名及びユニフォームが変更された。

『キウム・ヒーローズ』新ユニフォーム

基本的には球団創立以来のチームカラーは引き継がれ、ホーム・ビジター共にスポンサー企業名を英字にて表記。まぁ、そのためのネーミングライツだから仕方ないか。しかし、キウムもネクソン同様しっかりユニフォームに韓国語で「キウム証券」と併記してきたか。これがなければ、シンプルなデザインなんだけどなぁ。


また2軍は2014年から2専用練習場が所在する京畿道華城市から命名して華城ヒーローズ(ファソン・ヒーローズ、화성 히어로즈、Hwaseong Heroes)に変更されヒーローズは1軍と2軍の名称を異にする最初のKBO球団となった。そして2019年より京畿道高陽市に移転し高陽ヒーローズ(コヤン・ヒーローズ)に1軍同様、2軍も改称されることに(2018年まで高陽ダイノスを名乗っていたNC2軍は2019年より旧1軍球場だった馬山総合運動場野球場に移転)。

余談だが高陽ワンダーズに好感を抱いていたオレには引き続き高陽市に球団が残ることになったことには一安心している。



話は戻って、ネーミングライツでの球団名変更だが、NPBでも過去にネーミングライツによる球団名変更はあった。
・1995年 「株式会社高橋球団」の高橋ユニオンズがトンボ鉛筆と業務提携し「トンボ・ユニオンズ」と改称
・1969~70年 「毎日大映球団(東京オリオンズ)」のスポンサーにロッテを迎えたことにより「ロッテ・オリオンズ」に改称(1971年にロッテが正式に球団を買収して親会社となり、会社名も球団名と同じ「ロッテ・オリオンズ」になる)
・1973~76年 「福岡野球株式会社」がレジャー会社・太平洋クラブと年間2億円で契約「太平洋クラブ・ライオンズ」に
・1977~78年 「福岡野球株式会社」のメインスポンサーがクラウンガスライターに変更。「クラウンライター・ライオンズ」と改称

しかし、財政難に苦しむ大阪近鉄が2004年1月にそれを検討したが巨人などの反対で失敗に終わりオリックスとの合併に舵を切ったことからもNPBではヒーローズのようにネーミングライツによる球団名変更は今後起こりえないような気がする。

理想をいえば球団名には地域名が評されることが望ましい。しかし、NPBやKBOでは企業の所有物の色合いが強く、球団が公共の財産であるというという認識が気薄である。可能であれば地方自治体が命名権(ネーミングライツ)を獲得して球団名に地域名を冠することはできないのかなぁ?と思ってしまう。まぁ、税金が投入されることを考えると自治体による命名権獲得は現実的ではないけどね。

【悲報】エクスポズ最後の監督 フランク・ロビンソン氏死去

2019-02-11 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
MLB史上初のアフリカ系監督で、選手としても歴代10位の586本塁打で米国野球殿堂入りしているフランク・ロビンソン氏が2月7日、カリフォルニア州の自宅で死去した。享年83歳。死因は公表されていないが、米メディアによると最近は体調が思わしくなかったという。

シンシナティでデビューした1956年にナ・リーグ最優秀新人に輝き、61年には最優秀選手(MVP)を受賞。ア・リーグのボルティモアに移籍した66年は打率3割1分6厘、49本塁打、122打点で3冠王に輝き、史上初めて両リーグでMVPとなった。


75年にクリーブランドで選手兼任監督に就任し、ボルティモアを指揮した89年にリーグ最優秀監督に選ばれた。2002年にはモントリオールの監督に就任し、同球団最後の監督、そして2005年からワシントン初代監督となった。

選手として21年間の通算成績は2808試合で打率2割9分4厘、1812打点、204盗塁。オールスター戦には14度選出された。監督通算は1065勝1176敗だった。選手時代はリアルタイムで見ることはできなかったが、その偉大なる功績は既に伝説となっていた。オレぐらいの世代となると優秀な指導者としてのイメージが強い。

オレ個人としては青息吐息の2002年にモントリオールの監督に就任、そして結果としてはモントリオール最後の監督となったその姿を今でも鮮明に覚えている。


オレも含めカナダに関わったことある多くの人々が激しく落胆したエクスポズのカナダ国外への移転。その激動の時代の最中、共にエクスポズに捧げてくれた同氏に深い追悼の意を表する。

合掌

NYYに一桁背番号がまさかの復活!

2019-02-07 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
COLからFAになっていたアダム・オッタビーノがこの度NYYと入団合意に達した。

オッタビーノはラストネームのイニシャル「O(オー)」に見立てて、2013年からCOLで「0」を背負ってきた。


その彼がNYYでどの背番号を選択するかは密かに注目していたのだが…な、なんとNYYで背番号「0」を背負うことになった!まさか、あのヤンキースが今までの慣例を破って背番号0着用を認めるとはあまりにも意外だった。

オッタビーノが背番号0を背負うことはNYYで初めて。

それともう一つ、NYYの一桁背番号が5年ぶりに復活することになる。2014年を最後にデレク・ジーターが引退し、NYYから一桁の背番号は消えた。「1」と「3」~「9」と同じように、ジーターの「2」も2017年に欠番となった。


今後、一桁の背番号を着用する選手はいないとみられていたが、今回、ハル・スタインブレナー・オーナーの許可が下りて、オッタビーノが球団初となる「0」に決まった事により、まさかの一桁背番号が復活した!


アロルディス・チャップマン、デリン・ベタンセス、チャド・グリーン、ジョナサン・ホールダーに、ザック・ブリットンが戻ってきただけでなく、オッタビーノも加わったブルペンは、まさに難攻不落。話題は背番号だけにとどまらない。


ふ~、これじゃ、我が愛しのトロントは今年も苦戦しそうですなぁ(汗)

オリックスが失ったもの…

2019-02-01 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
1月中旬、とあるラジオ番組でマリナーズのイチロー会長付特別補佐が日本復帰について「神戸にチームがあったら、考えてたと思う。でもそれはもうないですから」と語った。

ファンが望みもしないのに大阪近鉄と合併し、ブルーウェーブのニックネームを捨て、神戸を、そして日本一美しいと称されたグリーンスタジアム神戸を捨ててフランチャイズを移し……

イチローさんの復帰を望んでいたようだが、まさに因果応報のような。

今さらながら、オリックスという球団が失ったものの大きさを思い知らされたような気がする。ブレーブス、ブルーウェーブ、大阪近鉄、関西の野球文化の上に、オリックス・バファローズは何を上書きできるのか?








MY HEROS

2019-01-24 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
漫画「タッチ」新田くんの影響からか三塁手に憧れ、三塁手をこなすことに喜びを感じた小学生時代。

その頃のオレの英雄たち。

松永浩美(阪急/オリックス-阪神-福岡ダイエー)

史上最高のスイッチヒッター。オレがスイッチヒッターを目指すきっかけを与えてくれた選手。


原辰徳(巨人)

永遠の若大将。右打者で原さんほど美しい打球を放つ選手はいないのでは思ったほど魅了された選手。


掛布雅之(阪神)

ミスタータイガース。スイッチヒッター挑戦を試みたが左打ちの習得に専念しすぎて、最終的には右打席が疎かになり、左打者一本に絞ることになる。右投げ左打ちになった自分を恐れ多くも掛布さんと重ねたりした(笑)


そして、今でも彼等はオレのヒーローだ。